■9月10日■
バクハツのチカラで、
「明日の神話」に会える日を。


スタイリストの伊賀大介さんを中心に、
TAROを好きな人たちみんなで
Tシャツをつくっている、
「みんなのTAROTシャツ」。
抽選販売まであと1週間になった今日、
ほとんどのTARO-Tシャツができあがってきました。



ほんの一部ですが、小さなソファに並べただけでも、
圧倒されるような雰囲気です。右端にある立体の作品は
ミュージシャンの一青窈さんの作品。


おなじTAROの顔をあつかったTシャツ作品でも、



こーんなに、分厚い、
ぬいぐるみみたいなものがあったり



ビッカビカに輝いたTAROがいたり



スパンコールのTAROがいたり
(ひとつずつ手で接着したそうです)。

一見ふつうのTシャツにみえるものでも、




     ↓


ガーン!こんなところに、
坐ることを拒否する椅子が!
しかも、このままじゃ、
Tシャツを着られないようになっている‥‥。
札をみると「着ることを拒否するTシャツ」。
ナニー?!

写真だけでは伝え切れない、さまざまな工夫が
Tシャツに込められています。
みんな、ほんとうに魅力的です。
Tシャツ展で、
ぜひ間近でごらんになってくださいね!


刺繍糸でモコモコになった、「太陽の塔」の顔。


Tシャツをつくることになったアーティストのみなさんは、
TAROを好きなことはもちろんなのですが、
これだけ力をそそいでいるのには、理由があるのです。
その理由とは、このTARO-Tシャツの収益が
メキシコで発見されたTAROの壁画「明日の神話」を
日本に持ち帰るための運搬費に寄付される

ということなのです。

「明日の神話」は、1968年〜69年に、
あの「太陽の塔」と時期を同じくして
TAROによってメキシコで制作された壁画です。
昨年のちょうどいまごろ、
この「なんだ、これは!」がはじまろうとしていたころに
35年のときを経て、メキシコで発見されました。


「明日の神話」の下絵を描くTARO。


この壁画のテーマになっているのは「原爆」です。
「TAROのコトダマ。」で、
岡本敏子さんが言っているように、
この絵は、原爆の悲惨さを訴えるのではなく、
まがまがしい力の下で、
どんなにマイナスの状況であっても、
誇り高く燃え上がる人間の姿を描いている作品です。

「明日の神話」が日本に帰ってくることに、
自分が少しでも役に立てるなら、と
この「みんなのTARO-Tシャツ」に
たくさんのアーティストのみなさんから
声をかけていただきました。

「もしかしたら、
『明日の神話』のひとかけらぶんくらいは、
 日本へ帰ってくるまでの数mぶんくらいは、
 TARO-Tシャツに参加したみんなと
 Tシャツを買って、着てくれる人たちが
 引っ張った、と言えるのだとしたら、
 こんなにすばらしいことはない」
と、伊賀さんも、この1年間
ずっとかわらない気持ちで
このTARO-Tシャツを引っ張ってくれました 。
 
9月17日(金)から抽選販売をはじめるにあたり、
このTシャツの販売価格をいくらにするか、
TARO-Tシャツチームは、考えました。

ここで
TARO-Tシャツの販売価格を発表します。
すべてのTARO-Tシャツが一律で

8982円です。

そうです、みなさん、
8(バ)9(ク)8(ハ)2(ツ)円です!

みなさんのバクハツの力を
TARO-Tシャツに込めて、
「明日の神話」を日本へ運ぶ助けに
していきたいと思っています。

Tシャツ展3日目のトークイベントでは、
「TAROの遺伝子。」のインタビュー中に
「明日の神話」の下絵を目にした
田島貴男さんがいらっしゃいます。
お時間が合うかたは、トークイベントにも
ぜひ、お越しくださいね!

では、また次回!

 

 

 

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