糸井 この「黄昏」の取材ってね、
かならず雨が降るんですよ。
で、一度は降るんだけど、
かならずどこかで晴れるんです。
原田 へぇぇぇ。
今日も見事にそんな感じだねぇ。
糸井 去年、11月に「旅」っていう雑誌で
草津に行ったときは、雪が降ったからね。
11月だよ? で、晴れるんだな。
原田 すごい(笑)。
伊藤 へぇーー。
糸井 もう、5回中、5回がそんな感じ。
雨降って晴れて、雨降って晴れて。
ミト 雨男がいるんですかね?
糸井 いや、そういう次元じゃない。
一同 (笑)
ミト 怒られた‥‥。
原田 怒られた(笑)。
伊藤 はははは。
なかなか厳しいね。
糸井 雨男とか、晴れ男とか、そんな、
どっちが勝ちみたいなことがないように!
ミト ???
あ、混乱してる。
原田 ふふふふふ。
糸井 帰りにラーメンでも食べようかな。
どこか、このへんにあります?
ミト ラーメンですか。
このへんは、ちょっと‥‥。
糸井 どこのラーメンがお好きですか。
ミト ぼくは、そうですね、
よく行くのは中目黒のほうある店とか、
あと、高田馬場に好きな店が。
糸井 ほぅ。
ミト そこは塩ラーメンなんですよ。
さっぱりしてて、メンマが有名なんですけど‥‥。
糸井 はぁ、はぁ、はぁ。
原田 真剣にラーメンの話してる(笑)。
ミト あと、町田に「ロックンロールワン」
っていうお店があるんですよ。
そこは、なぜかお店がロックで
リーゼントの店長さんがやってるんです。
糸井 永ちゃんファンなんですよね。
ミト あ、よくご存じですね。
そこは鶏ガラのスープの
シンプルなラーメンなんですけど‥‥。
それはさ、麺のお湯を切るときにさ、
こういうふうにやる場合もありますか。
(矢沢永吉ばりにマイクスタンドを
 足で蹴って跳ね上げて背負い、
 ぐるっと一回転させるマネをしながら)
糸井 はははははは!
原田 (笑)
伊藤 (笑)
ミト ???
糸井 それ、マイクスタンドね(笑)。
ミト あ、永ちゃんのライブ(笑)。
ロックなラーメン屋だからね、
そうやってお湯を切るんじゃないかと。
糸井 あるいは、こう。
(チャック・ベリーばりのダックウォークで
 ギターを弾くマネをしながら)
ああ、そうやって、
細かくお湯を切るわけね。
糸井 そうそう(笑)。
ミト ‥‥‥‥だめだ。すごいわ。
一同 (爆笑)
原田 おされてる、おされてる。
糸井 くだらないんだからさ、
もっと、こう、いなさなきゃ。
オレらを。
ミト だって、話しかけられるんだもの!
受け止めるしかないでしょう?
礼儀正しい人なんだね(笑)。
原田 ふふふふふ。
伊藤 はははは。
ミト ヤバい。オレ、つらい‥‥。
一同 (笑)
糸井 こういう部門で
がんばってるバンドはいないんですか。
ミト ぶ、部門ですか。
糸井 バンドにもこういう部門が
あってもいいじゃないですか。
ミト 部門‥‥部門‥‥。
演奏の合間にちょっとしたトークを
混ぜてみたりね。
ミト なぎらけんいちさんみたいなことですかね。
演奏するのは2曲で、
ライブは2時間半、みたいな‥‥。
糸井 (撮影、だいたい終了の声を聞いて)
よし、じゃあ、
もうしょうがないから、別れるかな?
ミト と、唐突‥‥。
原田 ふふふふふ。
糸井 いまって、
レコーディング中なんでしたっけ?
ミト ツアーのリハーサルみたいなことをやってます。
糸井 じゃあ、いやじゃなければ、
ツアーのどこかで招待してください。
ミト いやじゃありません、
いやじゃありません!
原田 ぜひ!
伊藤 はい。
糸井 じゃあまぁ、
ぼくらはもう、帰るからね。
クラムボン ありがとうございました!
糸井 よいツアーを!
ミト ぜひ、遊びに来てください。
糸井 そうですか。
じゃあ、ほんとうに‥‥遊びますよ?
‥‥いいんですか?
ミト いや、き、聴きに来てください!
糸井 (笑)
はははははは。
糸井 ありがとうございました。
原田 ありがとうございました!
ミト ありがとうございましたー。
伊藤 (お辞儀)
(で、ふたりに戻って、まだまだ続きます)


2010-05-21-FRI