催しの内容をご案内する前に、
今井昌代さんという方のことをご紹介します。
この作家さんとはじめて出会ったのは、2016年10月、
「ポーラミュージアムアネックス」で開催された展覧会、
「GUSTAVEくん by HIGUCHI YUKO」を
観にいったときのことでした。
ヒグチユウコさんの
すばらしい世界に包まれながら歩いていると、
ふしぎにかわいい、なんとも魅力的な、
「立体作品」が目に飛び込んできました。
「絵を観にいく」という気持ちでしたので、
これらの立体作品にすこしとまどいました。
でもとまどいながら、ひきこまれていくのがわかります。
作家の名前は、今井昌代さん。
この展覧会に合わせて出版された
『ギュスターヴくん』(白泉社)という絵本の表紙には、
「今井昌代 ぬいぐるみ制作」と記されています。
ページを開けば、その終盤あたりから‥‥
ヒグチさんの絵と今井さんのぬいぐるみたちが
いたずらっぽく融合しながら
本の中を駆けまわりはじめました。
た、たのしい! かわいい!!
今井昌代さんという作家への興味がふくらみます。
いつもはどんな作品をつくっているんだろう?
なぜヒグチさんと絵本をつくったんだろう?
これはもう、ヒグチさんに訊くのがいちばんでしょう。
教えてください、今井さんのこと!
それでは、ご案内いたしましょう。
「カカオカー・レーシング TOBICHIグランプリ」は、
こういう内容の催しです。