ねえねえ、フランスで「今日は重いね〜。」って
どういうことだと思う?
まりこちゃんがこの原稿を書いてる今日、
「パリは久しぶりに重いな〜」なんだけどね!
これ、フランスで、暑さを表す言葉です。
私の回りには日仏カップルもたくさんいるので、
ハーフのこどもたちと会話することが多いのですが、
彼らがしょっちゅう日本語で
「今日は重いね。」と言うのです。
フランス語で「Il fait lourd.」
(イル・フェ・ルール=蒸し暑い)というのを
そのまま日本語に直訳していた言葉だったみたい。
この「lourd」(ルール)は
フランス語で「重い」という意味。
天候に使うと「湿気があってじめじめ、蒸し暑い」
という意味になるのですが、
「蒸し暑い」っていう言葉を知らない彼らが、
日本人の私に親切に日本語で話そうとしてくれて、
「今日は重いね」となっていたらしいのです。
「おもい??」
「暑いってことかい??」
と最初はハテナが飛びまくっていた私ですが、
フランスの天気予報を見ていて
「lourd」(重い)という単語を使った
表現があることを知ってから大納得。
確かに、じめじめ蒸し暑いのは、
重い感じがするするー。
今年のパリは雨と曇りばかり。
肌寒い毎日でちょっと寂しいんだけど。
今日のパリは「久しぶりに重いな〜。」って日なんだ。
蒸し暑いけどやっぱり夏はこうでなくちゃね♪ と
まりこちゃんは言うけど、
ボクはこの毛皮が暑くって‥‥。
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