ねえねえ、知ってる?!
フランスの小中学校の教科書は
毎年学校から借りるもの。
学年が終わると学校に返すんだよ。
そうそう、日本では当たり前のように
毎年教科書が配布され、
自分の教科書に線をひいたり
大切なことをメモしたり。
音楽や国語の教科書の
芥川龍之介の写真も
ベートーベンの写真も。
ほぼ間違いなく落書きされている、
日本の学校ですごした私には
ビックリだけど!
フランスの学校、教科書は、
貸与制度。
何年も何年も同じ教科書が
こども達に引き継がれ、
大切に使われていくんですって。
だから書き込みはもちろん
いたずら書きなんて絶対ダメ!
友人のこどもたちに、
私たちが小さいときに
どんな風に教科書の写真とかに
いたずら書きをしていたかなんて
話してみたら、
「絶対ダメだよ〜!!!」
「先生に怒られるもん!」
と、一蹴されてしまいました。
1年間できるだけきれいな
状態で保つために、
学校が始まる前の定番イベントが
親たちの教科書のカバーかけ。
文房具コーナーに行くと、
教科書にかけるための透明カバーが
色々な種類売っていて、
みんなこれを必要な大きさや厚さに
応じてカットして、
全ての教科書にカバーかけ。
なかなか大変な作業なんだそう。
毎年の定番行事。
たくさんのビニールカバー作業で
プロフェッショナルになっていく
フランスのパパママたち。
まりこちゃんったら、
そんな友だちママにお願いして、
じぶんの大切な本にカバーをかけて、って、
カバー作業に便乗してたの
ボクは知ってるよ‥‥。
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