みなさんメリークリスマス!
今日は12月25日、クリスマス。
みなさんどんな日をおすごしですか??
というわけで、ボクからは
フランスのクリスマスをお届けします!
25日のクリスマス。
カレンダーを眺めていて、
いちばんの違いを感じるのは、
日本は休日でもなんでもない日だということ。
フランスではもちろん、祝祭日のひとつ。
それも1年で1番大切といってもいい祝日です。
フランスで「ノエル=クリスマス」と言えば
家族と過ごすとっても大切な日。
日本ではどちらかといえば
「恋人と過ごす日」、「聖夜」、「プレゼント」
などのことばで形容されることの多い日ですが、
海外では日本の元旦、お正月に匹敵する
1年で最も大切な日。
家族のもとに大集合して、
みなで同じテーブルを囲みます。
クリスマスの定番料理と言えば‥‥。
生牡蠣や海鮮の盛り合わせ。
(家で生牡蠣などを開ける場合、
これは男の仕事です!
フランス人は、牡蛎を開けるのが本当に得意で、
慣れたもの。
牡蛎を開けるためのナイフを使って、
男性たちが一生懸命、
牡蛎開けにいそしんでくれるのです♪)
そして、フォアグラ。
シャンパン。
ホタテ貝のソテー。
白ワイン。
チキンの丸焼きなどお肉のオーブン焼き。
たくさんの種類のチーズ。
赤ワイン。
チョコレートにフルーツに、
まだまだ終わらないデザート。
そしてシャンパン‥‥etc
家族とのおしゃべりを
何時間も楽しみながら
とにかくたくさんのおいしいものをいただきます。
カロリーたっぷりなものばかりだけど、
クリスマスは「ダイエット」という
言葉をみんな忘れます。
忘れたふりをします。
そしてどこの家にもあるクリスマスツリーは
本物のもみの木。
12月になるとお花屋さん、スーパー、
いろいろなところで見かける
大小様々なもみの木を抱えて帰って、
思い思いの飾りをつけて、家に飾ります。
かさばるもみの木を上手に持って帰るために、
もみの木をネットに入れる専用マシーンまで
お店の前に登場します。
ちなみにツリーは、クリスマスが過ぎても、
ず〜っと飾ったまま。
「クリスマス終了→お正月の準備」
という流れのないヨーロッパでは、
クリスマスを過ぎてもしばらくは
「クリスマス&新年」と、お祝い気分が合わさる、
にぎやかな季節なのです。
そんなわけで、もみの木のクリスマスツリーは
しばらくどこの家でも
定番のデコレーションになります。
もちろん、クリスマスの日の
締めくくりはサンタクロースだよ。
サンタさんはフランス語にすると
「ペール・ノエル=クリスマスのお父さん」。
フランスにはまだまだ、暖炉があって、
煙突がある昔ながらのお家がたくさん。
サンタクロースが入ってくる場所も
たくさん残っているから、困らないんだよね。
イルミネーションの美しい、
クリスマスさえ大人っぽいフランス。
でもやっぱりサンタさんは
こどもたちに大人気のムッシュー。
この時期、「サンタさんが来るかな〜。」
という決まり文句が
こどもたちに効果てきめんなのは
言うまでもありません♪
ボクも街を歩いていたサンタさんに遭遇してね。
大きなお腹と腕の中に、ギューッと
抱っこしてもらったんだ♪
ボクのところにも素敵なプレゼント、
届くかな〜♪
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