「日本と違いすぎる?! 自動販売機事情。」
暑中お見舞い申し上げます! ほぼ日の「TOBICHI」がオープンほやほやで、 (ボクも早く遊びにいきたい!!) また楽しみがいっぱいになったけれど♪
実はボクが店長をつとめて毎年開催していた、 フランス雑貨&蚤の市のイベント 「Boîte」(ぼわっと)も 今月末、常設店舗が オープンすることになったんだよ。
だからボクは先週日本に帰ってきたところ! まりこちゃん達は毎日、大工仕事をしながら お店作りの真っ最中。 ボクもたまに現場に確認に行って はっぱをかけながら、 イヌネコのお友達たちと お留守番中な毎日だよ。
さて、そんなわけでただいま日本のバブー家。
「便利」とか「サービス」という言葉とは 無縁のフランスから、 世界一の「おもてなし」大国へ帰ってくるたびに、 驚きと衝撃と感動の連続なわけなのですが。 今回も成田空港に降り立ったとたんに感動いっぱい。
日本って、ぐるっと見渡せば あちこちに自動販売機があって すぐに飲み物を買えるのね♪ 自動販売機には紙幣が使えちゃうのね♪ おつりもちゃんと戻ってくるのね♪
▲いたれりつくせり過ぎて、 どこをどうしたらいいのかわからない日本の自動販売機も‥‥。
きっと日本では当たり前のこの自動販売機事情、 フランスでは真逆なのです。
まず自動販売機はほとんどない。 メトロのホームで見かけることがあるくらい (全部の駅にあるわけではない)。 街の中には1台もないんだよ。
そしてたま〜に見かける自動販売機も 1年中中身に変わりない、同じパターンのみ。 水、コーラ、オランジーナ、ジュース、 ポテトチップ、チョコレート‥‥etc。
そう、フランスの自動販売機、 飲み物の種類は極端に少なく、 なぜかお菓子も一緒に売っているんだよね。
で、その自動販売機に紙幣は使えません。
小銭を1枚1枚。 いちいちゆっくり「ガチャン!」と入れていく。 さらにお釣りが出てこないということも多い。 さらにさらに、「不運」が重なると、 商品を押さえてるバーにひっかかって、 買った物が出てこない‥‥。 が〜ん‥‥。
みたいなことが。 はい、割と頻繁に起こります。
もちろんそんな時! 「ボクのせいじゃない」 「たいしたことはない」 の国ですから♪ 文句を言う場所はありません。 駅員さんに訴えても何もしてもらえません。 ただただ、「が〜ん‥‥。」となるだけです。
だからね、メトロのホームにいると、 自動販売機をどんどん叩いたり、 「チェッ!」 っていいながら蹴ったりしている人、 けっこう頻繁に見かけるよ。
お釣りが出てくるか?! 商品は無事に落ちてくるのか?! そんなことにいちいちドキドキできる フランスの自動販売機なのだ♪
2014-08-05-TUE