「地方都市でも出会った 定番の適当っぷり 撮って出し♪」
先週はボクたちが 日々フランスで生活していて出会う、 些細だけれどありえないことを お蔵出ししてみたけれど。
今日は先週末まりこちゃんが お仕事で地方へ1泊で行ったときのお話です。 今日も携帯写真で 画像がお見苦しいけれど許してね!
泊まったのは街の中でも いちばん上のランクのとても素敵なホテル。 適当大王国おフランスとはいえ、 このランクになると「えええ〜っ」ってことも ほとんどなく、快適なのですが‥‥。
背の高いかっこいいポーターのお兄様が 「すぐに運んでおきますっ!」 と言って部屋へ運んでくれたスーツケース。 「運んでくださって、メルシーボークー」 なのですが、取っ手は出たまま。 ガラガラ転がしてきて、そのままポンッ! みたいな‥‥。 やっぱりツメが甘いわ‥‥。 ま、これはおフランスだもの。 余裕の許容範囲‥‥。
というわけで気をとり直して。 お客様を連れてホテルを出て散策へ! デパートで偶然見つけた素敵なカップ。 旅の思い出にとお客様がおみやげを購入。 2つのカップをプレゼント用に包んでくれる、 その気持ちはうれしいが、が、が!
レジのマダム、大きな声で店員の女の子を呼び、 「1つはあなた包んでちょうだい。 2つは大変だものね!」 ということで、1つはマダムが。 もう1つは店員の女の子が なぜかわざわざ離れたレジに持って行って それぞれ包み始める。
ここからが、おフランス定番の 適当っぷりの出番だよ! 「プレゼント用に包んでもらう」 フランスではこの言葉に 一切期待をしちゃ〜いけないよ。
とにかくビックリするほど 不器用な人が多い! いちばん簡単な、四角いものを 包装紙できれいに包むってことが できないんだよね‥‥。
ひょえ〜! そこそんなにずれたまま貼る?? ひょえええ〜! そこそんなにふにゃっとしたままでOK?? げげげっ。 そ、そ、そのセロテープの止め方って‥‥。
はい、予想はしていましたが、 今回も想像以上の出来映えでした。 各部分のどアップは、もう幼稚園の工作レベル‥‥。 一流デパートの店員さんが (しかも売場も高級食器売場ですからね!) そろいも揃ってこの出来上がり。
こういう教育、全く受けていないのかな‥‥。 とか思ってみるものの、 2つの包みを上から見ると、 一応クルクルリボンとシールという同じ包み方。 ってことは一応決まりがあって 教育を受けている?!
おフランスでプレゼント用ラッピングを してもらうたびに、 「お願いだから、私にやらせておくれ。 包装紙とリボンとシールだけ渡してくれたら 私がやるから‥‥。」 と心の中で繰り返すことになるのです。
店員のマダム、さんざん時間をかけて このラッピングをして、 満足げに紙袋に入れてくれ、 「もう一つの方はあっちに取りに行ってね。」 って、放置プレイ‥‥。 日本の一流デパートの店員さんの方々に、 お願いだから生で見てほしい‥‥。
そうそう、うちのキッチンだってさ。 いつもボクのごはん入れが置かれるこの場所。 こんなですからね!
ペンキを塗った職人さんは、 一体全体これをなんとも思わないのか?! これはまさかのアートなのかっ?!
あちこちに転がっている おフランスの驚きの仕事っぷり。 どうどう?! なかなか手強いでしょ?!
2014-10-07-TUE