「トレイング」で、ランランラン。
って、どういうタイトルだ?!
まず、「トレイング・ニュース」を、知ってますか?

JR東日本のキャンペーン「TRAING」に
あわせてつくっている、
ちいさな雑誌なんですけれど、
売ってるわけじゃないんです。
東日本の新幹線に乗ったりすると、
無料でもらえます。
ってことは、雑誌というより、フリーペーパーですね。
失礼しましたー。
でですね、その「トレイング・ニュース」の
特別企画ってことで、
「ほぼ日刊イトイ新聞」が、
トレイング・ツアーを実体験することになったのです。
ところが、これは、JR東日本のひとには悪いけれど、
コワイもの知らずな企画だったんですよー。
だって、この取材ツアーに参加したのが、
取材も初めてなら列車の旅行も修学旅行以来という、
なーんにも知らない私たちなんですから。
しろうとばかりの「記者の旅」、どうなるんでせう?

では、まず、印刷メディアのフリーペーパー
「トレイング・ニュース」を読んでない人のために、
イトイ・darling・編集長のレポートを、
再録しましょうね。

それも読む?(YN

 「ランランランな旅はまだ終わっちゃいなかった」

【言い訳の弁】
いや〜、遅くなりました。
これには訳がありまして、最近のちまは、
「もう流行ってるじゃないですか?!」のおまぬけ原稿で、
自分のばかさかげんに嫌気がさしていたのです。
あたしって、ほんとになんにも考えてないんですよう。
これじゃいけないと、思う気持ちはあるんですけれど、
急に脳をつかっても、いつものようにしか動かないんですね。
さらに編集長からは、「ちまは本当に学校行ってんのか?」
と心配されてしまうくらいで。
商学部でマーケティングをやってるとか言ったのが、
たんなる法螺みたいなもんだって、ばれちゃったんですよう。
ちょっと、原稿を書くのが怖かったのです。

でも、じぶんなりにちゃんと
やることはやるってところを見せないと、
ばかに無責任がかけ算されてしまうので、
トレイングの旅の報告を、きちんとゴールまで
もっていきますよ。

それと、秋の行楽シーズンてことを考えると
『みちのく』の旅をおつたえするのは、いまのほうが
ふさわしいくらいだと、急にひらめいたので、
実際に旅したのは6月ですが、
あえて、今なんです。
まっ、遅れたことが功を奏したってことですな。
どっちにしろ、かなり開き直ってますが、
そーゆーことなので、あしからず。
叱って叱って!って、あたしはマゾか!?

れなちゃん
「ほぼ日」Tシャツを着る
麗奈ちゃん


【田中麗奈ちゃんですよ!】
6月9日の午後 (メモを見ましたよ)。
のんびり歩くように景色にとけこむ
五能線を降り、 イカ焼きを食べた私達は、
今回の旅の表向きの目玉である、
「TRAING」の 撮影現場におじゃましました。
ロケ地は五能線の車窓からちゃんと
見えるらしく、 ちょうど通りかかった列車の乗客に
手を振ったら、 しっかり振り返してくれました。
うれしかった。
で、撮影現場って、 こんなからくりがあったのか〜、と。
やっぱり、プロのやることは違うやねぇ〜
なんて感心しましたよ。
うまくは説明できないんですけどね。
CMの画面って、こういうしかけやら仕組みやらを集めて、
ぎゅっと絞ったジュースみたいなものなんですよね〜。
うまく説明できないけど。

編集長
編集長も
持ってみたかったんだぁ
少女のようにねぇ。

この撮影の主役は「TRAING」ときっぱりと書かれた
大きな旗を持つ、とても顔の小さい麗奈ちゃんでした。
あ、田中麗奈ちゃんです。
「なっちゃん」って言ったほうが分かるって人いませんか?
私もその失敬な奴の一人でして、麗奈ちゃんを見た瞬間、
心の中で「なっちゃんだ!」と叫んでましたね。
(しかも実際、なっちゃんが、
いや麗奈ちゃんが、 「なっちゃん」飲んでたしさっ)
で、ちまとツルタで麗奈ちゃんにインタビューするはずが、
ほんと、つまんないことしか聞けなくて...。
見るに見かねた編集長が、まかせっきりは危険だと、
助けてくれたのでした。
横で聞いていたちまがわかったのは、
麗奈ちゃんは、「書くことが好き!」な女の子と
いうことでした。
インターネットにも興味があるみたいで、
メール交換とかもしてみたいって。
そのうち『ほぼ日』にも何か書いてくれると
うれしいですよね。

んで、そこでの取材は、取材という名を借りて、
ただ現場を荒らして楽しんできただけ。
麗奈ちゃんが持っていた、あの大きな旗を、
みんな交代で持たせてもらったり、
そこにあったドリンク類を飲んだり、ほとんど邪魔者でした。

そんで、何も疲れちゃいないのに、
「お疲れさまでしたー。」なんて軽快に挨拶を交わし、
さようなら。
おい、これでいいのか?という気持ちも、そのときに
あったんだかなかったんだか・・・
素人の学生(とくにわたしとか)に取材なんかまかせたら、
こういうえらいことになるという教訓だけをプレゼントして、
この場に別れを告げたのであった。

【なんでもありありの田中屋】
そしてやってきたお次の快楽地は、「千畳敷」の田中屋。
千畳敷ってばもう、津軽うぅぅって感じで、
これぞ!日本の心、日本海!と、感動してしまいましたよ。
日本海は、ぜったいに太平洋とはちがう!
どうちがうかというと、
日本海は、日本海なかんじなんですよ。
美しい花はない。
花を美しいと思うこころがそこにあるだけだ。
どーーーーです!

アイドル
今だってアイドル

日本海をにほんかいーーっておもう私のこころが、
そこに日本海を出現させたのだ。
だから、ほんとに日本海は見たほうがいいですって。
でも、このページ、
日本海ばっかり見てる人も読んでるんですよね。

そして、ここは、その日本海のさらに「千畳敷」ですよ。
さらに、そこには「田中屋あり」とでも言うべき、
すごい店があるわけなんです。
すごいとこには、すごいもんがある(ちまの法則)。
一見、お土産やさんかな?
と思ったら大間違い。
そんじゃあ、海の家?これも間違い。
じゃあ、なんなんだよ!
正しくは、お土産やさん・海の家・民宿・めし処と、
一軒四役、これぜ〜んぶでやっと正解なのです。
出てくる食べ物がうまいうまいうまいうまいうまい!!
魚中心なんですが、新鮮だしめずらしいし、
いま海に潜って捕まえてきたんじゃないかって
思っちゃうくらいおいしいとこなんです。
宣伝だと思うでしょう?
ち、ち、ちがうんだよぉ!行けばわかるって。
いってくださーい、ほんとなんだから。

アイドル
昔からアイドル

で、しかも、看板ムスメがいる!
ほほ紅がチャーミングな、看板おばちゃん。
あっ、いや、「おばちゃん」だなんて
失礼いたしやした。
そりゃ、年齢はおばちゃんなんですけれどね、
お世辞で「おねえさん」なんて呼ばれるようなお方じゃない。
だって、昔も今も「あ・い・ど・る」なんだから。
なんたって、このアイドルの(若い頃のだけど)
顔写真がプリントされた
Tシャツがおみやげに売ってるくらいの、
伝説の人なんですよ。
証拠写真を見てくださいよ。
けっこう、お値段も安くはないTシャツでしたよ。
冗談じゃないってことですよう!

あいどるに接待されながら食べる海の幸。
目の前に広がる日本海。
あいどるの顔に広がる赤み。
寄せる波。あたたかい津軽なまり。
もう、最高の一時を過ごさせてもらいました。

【最後はいずこへ?】
これだけ楽しんだんだからもういいだろって感じですが、
最後のゴクラクを求めて、
五所川原にある「あすなろ温泉」に向かったのです。
そこへは、 鰺ヶ沢の舞戸小学校
(舞の海関の出身校だそうで)の校長先生が、
車で送ってくれました。
なんでまた、校長先生が送ってくれたのか?
たまたま、校長先生が田中屋に来てたんですよ。
別に、先生は毎日のように田中屋に
居るわけじゃあないんです。
ホント偶然に、私達と先生は出会ったのです。
でも、普通は、
いくらそこに居たからって、送ってくれるもんじゃない。
特に都会じゃ、初対面の人を、
1時間もかかる遠い所へは送っていかないですよ。
なんか特別な関係じゃない限りは、知らんぷりですからねぇ。
こういうところでも、
『みちのく』の暖かさをひしひしと感じちゃったのです。
ほっ。

ちまとつるた
砂に埋もれて、
まぬけなちまとツルタ

いよいよ、 最後の快楽地、あすなろ温泉。
ここは砂風呂が名物ってことで、
全員ゆかたに着替えて入ることに。
で、ちまとツルタが着替えて、のこのこ
入りにいったら、すでにみなさん、ゆだってましたよー、
すごい顔して。
常連さんは30分くらい入るらしいんですがね、
とりあえず素人はその半分にしようってことに。
「15分なら楽勝じゃ〜ん」とか言ってたら
5分くらいでもう、
「あぢ〜あぢ〜」なんてうなだれる始末。
でも、結局20分近く入ってました。
だって、せっかく来たんだから、
すぐ出ちゃったらもったいないのですよ、
貧乏性の私としては。

最後に温泉のご主人のお孫さんと一緒に記念撮影。
からだも・こころも暖まって、あ〜気持ちよかったぁ。

【秋のトレイングはどうする?】
以上、3回にわたっておとぼけしてきた
トレイング・レポート。
車でも飛行機でもない、列車で行く、トレイングの旅。
そこですっかり、『みちのく』を見なおした私。
寒いところだからか、たまたまなのか、よく分からないけど、
人が暖かかった。みんなやさしかった。
もう一回行けと言われたら、おおよろこびですね。
ほんとに、いままでのともだちどうしの旅行は、
このかんじ、知らなかったって思いますもんっ。
実験台みたいに
「はじめての東北トレイング」に行かされた私ですが、
もー、満足でしたよー。
みなさんも、だまされたと思って、どうでしょう。
でも、私のレポートじゃだまされとは思えないか??
だましてないんです。へたなだけです。
ほんとに、いいですから。  

1998-09-17-THU

「秋田で、一泊して。
 その翌日のTRAINGです。」

朝早起きをして
(早起きといっても、8時半。
しかっし、笑っていいとも! と共に起きる私には
かなり辛いことなのだ)、
今度は、五能線「リゾートしらかみの旅」だ。

この「しらかみ」ってのが、
「しがらみ」って聞こえるなんて言われて、
大人のみなさんは、「そんな旅、すげぇやだなぁ〜」
って言ってたのですが、
私は「しがらみだなんて、オトナじゃ〜ん」
なんて思いましたよ。そーゆーことしてみたいし
(しがらみって奴をはき違えてる私です)。

おフランスな
ほら、ほらっ
これがおフランスな
お窓なのよ。

と、こんな想いで2日目の旅は始まったのです。

そんで、恒例の(こまちさんで1回
やっただけなのに)列車チェック!
いきなりビックリなのが、この「しがらみ」、
いや「しらかみ」は、窓がとっても大きい。
なんか車掌さんのお話によると、
「この窓は、どこだっかぁ、あっ、
ふらんすせぇーなんですわ」ってことでした。
それを聞いたとたん、

広い座席
あぁ〜、
ひろぉ〜いよ〜ん。

「やっぱり。なんかすごくおしゃれだと思いましたよ、
このおフランスなお窓。」
なぁーんて、取って付けたように言っちゃいました。
でもホントに、この大きさはすてきでした。
やっぱり、「しらかみ」は特に「景色を見る旅」なので、
これだけ窓が大きければ、いちいち覗き込まなくても、
景色が一望できるんですよ。
からだ全体が、外の景色とつながってるかんじ。
窓際に座ってない人でも、覗き込まなくていいのです。

次に、座席チェックですが、やっぱりまたまた、ひろぉ〜い。
普通席(指定)、ボックス席(指定)、
展望ラウンジに分かれていてめっちゃ快適でした。
それで、座席チェック中に発見した、
おばちゃま達のアソビを緊急取材した。

おばちゃん
ひろげる ひろげる
ひろげる おばちゃまたち。

-そこでアソビ方教えます-
おばちゃまなアソビ1:
新聞紙を広げて、足を自由に遊ばせる。
おばちゃまなアソビ2:
おかしを広げて、手と口を遊ばせる。
おばちゃまなアソビ3:
大口を広げて、おしゃべりして遊ぶ。

つまり、
「なんでも広げてわいわいやれば、とにかく楽しいんだぞ」
ってゆう楽しみ方を ばちゃまには教わったのです。
今まで、
「ったくもう、オバタリアンってなんでいつもあーなの!!」
なんて言ってたけど、
「実はオバタリアン、いや、おばちゃまってじつはムスメじゃん!」
なんて思ったりしました。

ウンチ
うわ〜
こいつすげぇ〜ウンチ。

そーこーしてるうちに「しらかみ」はどんどん走る、
と思ったら、この旅には、駅のホームにちょっとした
イベントごとがあったのです。
まず能代駅で、バスケットボールのリングがあって、
フリースロー大会があったんですよ。
私はウンチ(運動音痴ですよ)なもんで、
入りませんでした。
例のおばちゃま達は、一人一回のところを、
何回もやって頑張って入れてました
(普段なら、ずうるいよぉなんて、
この状況にキレてたかも)。
でも、ここでは「がんばるじゃん」なんてゆとり。
んで今度は、あきた白神駅で、美人駅長さんのお出迎え。
「ほんとかよー」じゃなくって、ほんとに綺麗で
スタイルもよかったです。
観光駅長さんというひとらしいんですが、
乗客のみなさんがいっしょに写真を撮りたがる撮りたがる。

はやいもんで、あっと言う間に、
降車駅の深浦駅に着いちゃいました。
2時間位は乗ってましたけど、すごく短かったのです。

いか
よく見ると
深浦イカ焼き『組合』なのです。

で、降りたら今度はいきなりイカ焼きが売ってる!
いかにも本物のイカ焼きなんですよ。
とれたてのぴっちぴちのが、
じゅうじゅう焼けてるんだから、
買っちゃいますよ、とーぜん。
もー、それはそれは日本海の味
(どんな味だか知ってんのか?)がして、
やわらかくて美味しかった。

>おいっ、おいおいっ。
「リゾートしらかみ」の旅は、ラストの1行が、
やわらかくて美味しかったかよ?!
たしかにやわらかくて美味しかったけどね。

1998-07-09-THU

「こまちさんに秋田まで連れてってもらった!」

普段、ぜんぜん旅ってしないなぁー。
なんでかっていうと、あんまり好きじゃないから。
旅っつうーもんが。
でまた、なんで好きじゃないのかって言うと、
疲れるとか、めんどくさいとか、
そんな単純な理由なわけです。

でも、今回の旅は行く前からずっと、
なんだかすごくわくわくしてた。
子供の頃の遠足の前の日より、わくわくしてた。ちまとトイレ
わくわくしすぎて、大事な「こまち」さんのキップを
忘れそうになった。
だけど、ぜんぜん、どうにかなっちゃうところで
気づいたので、一安心でした。
>おいおい、
だいじょうぶかよ、ほんとに。
そんなことより、なんでこんなに
わくわくしたのかなぁ?
それはたぶん、旅することが
久しぶりだったということと、
なによりT列車の旅U
だったから。

いつもの生活で、電車はしょっちゅう乗ってるけど、
速いのとか縁がなかった。
まして新幹線なんてぜんぜん乗らないのですよ。学生だし?
なんせ、普段ぜんぜん旅をしない私が、
唯一「コタビ」をする時って、
私の運転で行く「車のコタビ」なんです。
だから、新幹線で関東から脱出するような、「オオタビ」は
高校の修学旅行以来だったのです。

そんな、ふかーい想いが詰まっていたのですよ、
この旅には(そんなにふかくない?
いや、ふかいよやっぱり)。
>どのへんが、深いんだよ。

いよいよ「こまち」さんに乗った!!
まず「こまち」さんに乗って、びっくりしたことは、
「こまちったら、すごいハイテク!
私みたいなアナログ人間とはちがうわー」
とゆーことでした。
ホントにハイテクなんですよ。
飛行機もかおまけですよ、あれじゃぁ。
>ぜんぜん、ちがうもんだろうが。
飛ぶか?「こまち」が。
だって、トイレなんてメタリックだし、座席は広ーいし、
秘密の寝れる場所だって
ある(じつは秘密でもなんでもないのだが)。
ひろびろ座席

おもしろいので、車内を探検することにした。
あれはもう、しないではいられないですよ。
でも、ほかの乗客はすごーくシラけてた。
そりゃあ、しょっちゅう乗ってるヒトは
「こまち」のハイテクさも慣れちゃってますよね。
しかっし、私は「こまち」さんの素性をさぐって、
写真をバシバシ撮って、ここでみなさんに
自慢したかったのだー。
>悪かった、「レンズ付きフィルム」しか渡さなくて。

まずは、基本的な座席チェックをした。
とにかく広い。べつに、お高い席じゃなくても。
新幹線の席って、自由席、指定席、グリーン席に
分かれてますよね。
それを私は、飛行機のエコノミー、ビジネス、ファーストに
当てはめてみた。
飛行機の場合、その差は歴然ですよ。
でも「こまち」さんはそんなに差別をしないのです。
自由席と指定席、その差は自分の席がちゃんと
あるかないかだけで、
座席自体の広さとか、かたさとかは一緒。
じゃぁさすがに、「指定席とグリーン席の差はあるだろう」
といっても、大きな差は別にない。
強いていえば、座席の前が気持ち広いかな?ってところと、
足置きがあって、かわいい枕がついてたことぐらい。
でもこの差って、大きな差じゃないですよね。
>それじゃ、グリーン車に乗るひとの立場がないだろうが?
グリーン車ならではのメリットを調べて、
この次に報告しなさいね。

あとは、メタリックなトイレ。
よくみるとラメラメしちゃってて、とにかく広い!
このトイレはもうゼッタイに、うちのトイレより
きれいだった。
内装、使い勝手、オプションなど文句なしで、
「ここでしていいんですか?」と、
聞きたくなるくらい。
それと、秘密の寝れる場所は、
ぐあいの悪くなった人や、授乳するママなどのために
設けられていて、 座席を倒せば、寝れちゃうんです。
身長160センチくらいなら、体をどこも曲げずに余裕で
寝れます。 ママベッドとちま

とまー、こんな感じで探検していたら、
「こまち」さんにだいぶ遠くまで連れて
きてもらっちゃった。
いいかげん、ちょっとジッとして、
「列車の旅についてもう一度考えよう!」
ってことで、考えてみた。
>ありがとう。そういうこともしなくちゃね。ほっ。

結論だけ言いますと、“楽”ってことです。
これは、“楽しい”と“楽ちん”の両方です。
探検してたから楽しいのではなく、
列車の雰囲気自体が楽しい。
寝ていられることだって、楽しいじゃないですか。
車じゃ、目的地に着くまで楽しめないですよ。
ちゃんと着くか不安だから、些細なことでもめる。
もめるんですよ、私の場合。
あと、会話がとぎれたら場がさむいし。
そんな変なことで、いちいち気を使わなければならない。
だいいち、運転手は疲れ果ててる。
そんなのって、楽しくないですよ
(私はいつも運転手なもんで)。
>それなりに楽しんでたんじゃないのかなぁ、車の旅だって。
ちょっと、鉄道にすりよりすぎてないか?

あと、列車の旅って、
「その場所に着いてからの移動が大変じゃーん」
とか思ってましたけど、
今はトレン太くんってやつもいることだし。
そーゆーのをうまく使えば、すっごく楽しい旅が
できると思うのです。
>その通りなんだけど、実感がないね。
「思うのです」なら、誰だって言えるじょ。

これから、「みんなで楽しむ旅」をしてみようかなぁ。
>ほんとうだな??頼んだぞ、心配だけど。

というわけで、次の回は、「こまち」を降りてからの
レポートをお届けします。
>これからは、「お届けします」ということばは、
すべて「おとぼけします」に統一しようではないか。

このページへの激励や感想などは、
メールの表題に「トレイングを読んで」と書いて
postman@1101.comに送ろう。

1998-06-25-THU

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