17、「どんな夢やねん?」
うちのハンサムな大猫ビーちゃんは
すごいあまのじゃくで、
絶対に人に甘えてこないのですが、
冬の夜中だけ、そして夫だけには
すりよってきていっしょに寝ることがあります。
私とは絶対にいっしょに寝てくれません。
なんなのでしょう?
彼を拾ってきたのは私なのに・・・恩知らず!
で、その場合、
いつでもベッドのはじから
ビーちゃんが急に飛び乗ってきて、
まず私のおなかをむぎゅっと踏み越えて
夫のところへ歩いて行くのですが、
たいそう重いのでびっくりして
必ず目が覚めます。
ちょうど、寝ているとき水の入った袋が
急に腹に落ちてきたような感じですね
(ふつう、そんな経験はないか・・・)。
私が「むぎゃ!」とか言っても、
おかまいなしにビーちゃんは私と、
そのとなりの子供をのしのしと踏み越えて、
夫のふとんに入り、ごろごろいって甘えているのです。
このあいだ、
ビーちゃんの飛び乗りどころ(?)が悪くって、
私ではなく、私のわきに寝ていた
子供の背中にいきなりぎゅっと
乗ってしまったのです。
そしてビーちゃんはおかまいなしに、
赤ちゃんの背中をぎゅうぎゅう踏み越えて、
やはり夫の元へ・・・。
こんなに踏まれてよく起きないな・・・
と思って、チビの顔をのぞきこんだら、
彼は寝言を言った。
「ミッフィー・・・」
もちろんあのうさぎのミッフィーでしょう。
いったい夢の中で
ミッフィーになにをされていたのか、
知りたいところです。
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