牛と海苔がくる2か月前まで、
うちには「へんちゃん」という、
へんなねこが3か月くらい、いた。
いわゆる「保健所」的なところから、
うちに来て、あたらしい家族を待っていた。
わたしがいっしょに暮らした、
はじめてのねこ。
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とにかく、へんなねこだった。
鳴き声も、へん。
顔も、へん。
いろいろ、へん。
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へんちゃんは、わたしが預っているのを見て
友人がひとめぼれをした。
ねこを飼ったことがないし、
ねこを飼える家に住んでいなかったけれど、
家を引っ越して、へんちゃんを迎えた。
へんちゃんは、シンデレラになって、
いまは、となりの区で
愛情をたくさんそそいでもらって、暮らしている。
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わたしがやっている「預かりボランティア」というものは、
いろいろなねことの出会いと別れを、くりかえす。 |
(つづく)
2011-10-01-SAT
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