薬味は、添え物じゃない、主役なんだ!
ツイッターやインスタグラムで
おいしいものにまつわるさまざまな情報を
つぎつぎに配信して、食いしん坊たちに
リスペクトされている編集者、
ツレヅレハナコさんの新しいレシピの連載です。
簡単で、おいしくて、新しくて、
あと、お酒がすすむ‥‥。
ああ、なんと実践的な連載でしょうか。
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みょうがレシピ1
第1回
「鶏胸肉とみょうがの
レモンバター炒め」
材料(2人分)
鶏胸肉 1/2枚(200g)
みょうが 3個
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1
バター 5g
レモン 1/2個
-
鶏胸肉はひと口大のそぎ切りにして、酒と塩をもみこむ。
みょうがは縦半分に切り、薄切りにする。 -
フライパンにオリーブオイルを弱火で熱し、
鶏肉を入れて両面をゆっくり焼く。 -
バター、レモン汁を加えて火を止める。
余熱でバターを溶かしながら、全体にからまったら
みょうがを加えて全体をさっと混ぜる。
みょうがとレモンバターは
相性よし!
白ワインがすすむ
さわやか炒めもの
毎年、夏になると「みょうがの季節だー!」と、
スーパーの野菜売り場で小躍りします。
季節はずれの値段お高めシーズンには、
ちびちびとケチくさく使っていたみょうが。
(3個で300円なんて高級品の前では、
私なんて震える仔羊ですよ‥‥)
でも旬を迎える夏になれば、
心おきなくじゃんじゃん使える!
「そうめんの薬味にしか使っていない」という人は、
ぜひ洋風の食材と合わせてみてほしい!
意外にもバターやチーズなどの乳製品や、
レモンとの相性が最高なのです。
今回ご紹介するのは、鶏胸肉を炒めてレモンバターをからませ、
肉と同量くらいの薄切りみょうがを加えた一皿。
まろやかなバターがさっぱり鶏胸肉とホロ苦みょうがをつなぎ、
仕上げのレモン汁がさわやかなアクセントになっています。
ポイントは、鶏肉に酒をもみこんだら「弱火」で炒めること。
低温で火を入れることで、やわらかく仕上がります。
また、「余熱」でバターを溶かしてから、
みょうがを加えるのも大切。
火が入りすぎるとシャキシャキの食感と
鮮やかな色が消えてしまうのです。
キリッと冷えた白ワインによく合いますよー!
2017-08-08-TUE