「ほぼ日手帳」、今年も発売間近です。(7月21日)

・今年も、9月1日と決まった「ほぼ日手帳」の発売日。
 去年から、ずっと続けている準備も、
 どうやら目処がついた、と言えるところまで来ています。
 毎年、ボトルネックはちがうのですが、
 仕事がすらっと問題なく進むということは、
 「ほぼ日手帳」については、ほぼありません。

 10年以上の経験の蓄積があるとはいえ、
 これまでとちがうところに問題が隠れてたりします。
 今年は、いつも以上に順調だったとも言えますが、
 なんといっても、3月の震災がありました。
 通常の仕事を100%やって、
 被災地への応援を30%プラスしよう‥‥なんて、
 かけ声をかけるだけなら簡単ですが、
 なかなかそうはいかないのも現実です。
 それでも、手帳のチーム、それを支えるチーム、
 浮き足立つことなく、もくもくとやることをやって、
 ここまで漕ぎ着けました。
 
 手帳の仕事をやるために参加した新しい乗組員が、
 まさしく「Unusual」な、なれない職場で、
 しっかりといい仕事をしてくれたのも大きいです。
 
 なんて、ご挨拶めいたことを書けるようになって、
 ほんとにうれしいなぁ。
 地震や津波で失われちゃった手帳も、
 なんとか1000人以上の方々に新しいのを渡せたし、
 製作に関わってくれる人たちも、
 今年はいままで以上に熱心にやってくれています。
 大変なことがあったときほど、
 みんなの気持ちがぎゅっとひとつになるものだなぁと、
 つくづく思っています。
 
 油断はしてないけど、つい、にかにかしながら、
 途中経過を言いたくなってしまいました。
 来年2012年版の「ほぼ日手帳」は、
 変わるところは変わる、変わらないところは変わらない
 ‥‥当たり前ですね。
 また、少しだけかもしれないけど、よくなってます。
 もうちょっと、お待ちくださいね。

今日も「ほぼ日」に来てくれて、ありがとうございます。
生き方と、仕事のし方と、たのしみ方。「ほぼ日」です。

「今日のダーリン」より