『八木澤商店』の醤油が
買えるようになっていました。(10月13日)

・うわぁ。
 陸前高田の八木澤商店、ほら、あの、
 すべて流された被災の現場で、
 「みんな、これがなんだかわかるかぁ?
  給料袋だぞう!」と、先代社長が叫んだ、
 あの、八木澤商店だよ。
 社長を引き継いだ現社長が、
 「まず、『たれ』からやっていきます」と再出発した、
 あの八木澤商店だよ。
 「ほぼ日」での対談も読んでくれたかなぁ。
 「再建する、必ず。だから社員も解雇しない。
  会社も町も復興する」と言った、あの社長だよ。

 ホームページみたら、醤油が復活してたよ。
 通信販売もスタートしていたよ。
 ひとつずつ、手を打っていたんだ。
 買えるよ、醤油。
 いや、好みがあるから無理に買うことはないけど、
 つまりその、買えるようになっていたんだ。
 
 やってるなぁ。よくやってきてるんだなぁ。
 ほんとに、うれしいです。学ぶことばっかりです。

・あんまりホラを吹くわけにはいかないのですが、
 ぼくらも、それなりに、助走がはじまっています。
 「ほぼ日気仙沼支社(仮名)」の看板をつくる都合で、
 もう名前を確定してください、ということになりました。
 で、ぼくは独裁者のように言いましたよ、わははは。
 「7つ候補があるんだけど、どれがいいかなぁ?」
 みんなが、あれがいいこれがいいと言いました。
 「よしわかった。『気仙沼のほぼ日』とします!」
 「7つの候補のなかに、なかったじゃないですかぁ」
 そういうものなんだよ、決まるときってのは。
 
 電話やら、電気やら、水道やら、内装やら、
 いろいろ準備中ではありますが、
 間に合おうが合うまいが、10月27日が新月だから、
 その日に気仙沼に向うようにして、
 11月01日に開設ということにします。
 『気仙沼のほぼ日』、あったかい場にしたいです。

今日も「ほぼ日」に来てくれて、ありがとうございます。

「今日のダーリン」より