── |
それでは、はじめてまいりましょう。
まずは、目にとまったドラマのタイトルを
みなさんに言ってもらって、
そこから話していきましょう。
じゃ、あやちゃんから。
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あやや |
今回は『JINー仁ー』もそうですけど、
シリーズの2作目くらいのものが、
わりと充実してるかなと。
たとえば、『BOSS』。
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森下 |
『BOSS』、
おもしろかったですよね、第1話。
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あやや |
おもしろかったですね。
テンポがすっごいよくって、
やっぱり、こなれている感じ。
なんか、つくってる人たちが
すごくノリノリな感じしませんでした?
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森下 |
そうそう。
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あやや |
で、おもしろかったのは、
前回の『BOSS』では、
吉瀬美智子さんがレギュラーだったんですけど、
ここ数年で一気に売れてしまって、
同じクールの『ハガネの女』に
主演することになったんですよ。
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荒井 |
あー、そうですね。
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あやや |
で、『BOSS』のほうは卒業、
みたいな扱いになったんですけど、
なんと、吉瀬さん、『BOSS』の
第1話にちゃんと出てきて、
「寿退社しまーす」みたいなことを
言っちゃうんですよ。
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── |
へーー。
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あやや |
「寿退社しまーす、
ハガネの女になりまーす」って。
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荒井 |
え、『ハガネの女』になります、
っていうセリフまであったんですか。
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あやや |
あったんです、あったんです。
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荒井 |
それはいいですねぇ。
すごい、しゃれてるなぁ。
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── |
そういうことって、
テレビドラマの世界では?
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荒井 |
ふつう、ないですよ。
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あやや |
ないですよねー。
昔は、ときどきありましたけど。
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森下 |
あ、そうそう、昔はありましたね、
そういう、つくり手の遊びが。
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あやや |
浅野温子さんの全盛期に、
なにかあったような気がしたなぁ。
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森下 |
もっと古いときでいうと、
『ムー一族』? とか?
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あやや |
ああ、『ムー』で、ありましたね!
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荒井 |
『ムー一族』(笑)。
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森下 |
楽屋落ちが売りのひとつだったような(笑)。
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荒井 |
『ムー』って、
タイトルバックのデザインが
横尾忠則さんなんですよね。
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── |
へーー。
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あやや |
ああ、いわれてみればそんな感じかも。
独特ですもんね、あのドラマ。
樹木希林さんと郷ひろみさんで‥‥。
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── |
ていうか、あやちゃんは、
知らないはずだろう。
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荒井 |
うん。1978年とかですよ。
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あやや |
でも、知ってますよ。
再放送とか、懐かし番組とかで。
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森下 |
あいかわらず、年齢不詳(笑)。
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── |
なんの話でしたっけ?
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あやや |
『BOSS』!
初回からすでにおもしろかったです。
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森下 |
うん、おもしろかったなぁ。
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あやや |
映像なんかも、
ちょっと新しい感じなんですよね。
パーン、パーン、パーンって
カメラがどんどん切り替わっていく。
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森下 |
たぶんフジテレビのミツノさんっていう方が
手がけてらっしゃると思うんですけど、
新しい手法を取り入れるのが好きな方なので、
今回はそれがうまくはまってるんだと思います。
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荒井 |
視聴率もけっこうよかったですよね。
17パーセントくらい取ってましたっけ。
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あやや |
取ってました。16パーセントだったかなぁ。
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森下 |
あと、今回の『BOSS』は新キャラが多い。
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あやや |
そうなんですよー、西田敏行さんまで出る!
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森下 |
そうそう(笑)。
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あやや |
すごくないですか?
釈由美子、長谷川京子、成海璃子、大森南朋。
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荒井 |
ゲストじゃなくて?
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あやや |
ゲスト的なものも含めて、ですかね。
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森下 |
「黒い月」は、出るんですかね?
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あやや |
ああ、でも、「黒い月」は、
難病を抱えている息子の父親役だから。
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── |
ん???
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あやや |
あ、すいません、「黒い月」っていうのは
前回の『BOSS』で登場したテロリスト集団で、
その中心人物が反町隆史さんだったんです。
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荒井 |
あー、反町隆史さんは、
違うドラマで主演してますね。
|
あやや |
そう。難病を抱える子どものお父さん役で。
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森下 |
さすがに、それとテロリスト役を
同じクールでやるのは無理だろうなあ。
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あやや |
そうですよね。
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森下 |
でも、わざわざ「黒い月」を
脱走させてましたよね。
出ないんだったらなぜ、
という気もするし‥‥。
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あやや |
そうですね。
あ、戸田恵梨香さんが
またここで出るんですね。
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森下 |
幅広いですね、演じる役も、仕事も。
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あやや |
だって、このあいだ月9ですもんね。
主役を連続でやったあとに
こういう脇役もふつうにこなすのって、
けっこう大事なことだと思います。
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森下 |
『SPEC』、月9ときたあとですからね。
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荒井 |
視聴者としては、
ここでこの役を断らなかったのは、
なんというか、好評価ですよね。
ここでいなくなったりすると、
まぁ、いろんな事情があったにせよ、
観ている側からすると、
「蹴ったのかな?」って感じがするから。
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あやや |
そうそうそう。
私、第1回を観たときは、
死んじゃうのかなと思ったんですけどね。
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森下 |
そうそう、死ななかったね。
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あやや |
ってことは、やっぱりレギュラーか、
すごいなあ、って思いました。
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森下 |
若さを感じます。体力あるなと。
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あやや |
あと、戸田恵梨香さんが脇役をやるドラマは
視聴率がいいというジンクスが。
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荒井 |
あります。
なぜか主役だと‥‥。
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あやや |
ドラマとしてはおもしろいんだけど、
視聴率的にはのびなかったりする。
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森下 |
うん、おもしろかったですよね。
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あやや |
こういう人が脇にいるっていう安定感は
やっぱりすごいですよね。
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荒井 |
うん。『BOSS』は安定感があります。
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あやや |
キャストのみなさん、
息が合ってる感じがありますよね。
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森下 |
やっぱり、
天海さんの存在感が大きいです。
この人がいると、演出がどっちへ振っても、
すごく納得できるんですよね。
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あやや |
わかります、わかります。
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森下 |
この芝居は、
この人じゃなきゃできないよなぁって
観ながらしみじみ思いました。
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あやや |
できない、できない。
うまいっていうだけじゃないですよね。
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荒井 |
あと、すごいのは、
ギャグ系もちゃんとできる。
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あやや |
そう!
すべらないですよね、天海さん。
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森下 |
そうそう。
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荒井 |
すべったこと自体も
ギャグにできそうじゃないですか。
だから、観ていて安心できる。
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あやや |
そうなんですよ。
台本として、ちょっとすべりそうな
危険なギャグがあるとしても、
天海さんはすべらない話術を持ってるんですよ。
あれはもう、単純な演技力だけはなくて、
人間力っていうか、
ふだんからおもしろい人なんだろうなと。
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荒井 |
いや、ふだんからおもしろいと思いますよ。
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森下 |
『いいとも!』に出たときも
すごいおもしろかった。
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あやや |
そういうところが魅力なのかもしれないですね、
天海さんの。
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荒井 |
あと、つけ加えると、『BOSS』での
おちゃらけた竹野内豊さんは、
ハマっててかなりいいです。
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森下 |
あ、竹野内さん、おもしろいですね。
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あやや |
おもしろいですー。
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荒井 |
竹野内豊さんの
こういうタイプの役って意外とないんですよ。
見所のひとつだと思いますね。
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あやや |
わたし、じつはふだん、
NHKの朝ドラって観ないんですけど、
今回、久々に観はじめてるんですよ。
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森下 |
『おひさま』。
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あやや |
主演が井上真央ちゃんということで
久しぶりに見たら、おもしろくって。
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荒井 |
おもしろいですね。
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森下 |
へぇー、観てみよう。
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あやや |
脚本が岡田惠和さんなんですけど、
なんか、えらそうなんですけど、
岡田さんのよさがすごくよくわかるというか。
特別にすごい事件があるわけじゃないんですけど、
ちゃんと日常が描かれていて、
その中で、明るさがあって、
いやじゃない前向きさがあって。
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荒井 |
時代設定なんかもいいんですよね。
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あやや |
すごくいいです。
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荒井 |
戦前から、戦時中、戦後。
そのなかで、日々の前向きな気持ち、
生活を丁寧に描いている。
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あやや |
岡田さんの脚本って、
登場人物ひとりひとりに対しての
リスペクトがすごくあるんです。
だから、役者のひとたちも、みんなよくて。
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森下 |
ああー、なるほど。
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あやや |
ひとりひとりがちゃんと
生きてる感じがするんですよね。
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森下 |
樋口可南子さんも出るんですよね。
|
あやや |
そうなんですよ。
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荒井 |
え? どこにいましたっけ。
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あやや |
これから出るんですって。
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森下 |
それにしても、井上真央ちゃん、
似合いますね、三つ編みが。
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あやや |
似合う!
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森下 |
なんとこの三つ編みの自然なことか!
こんなに三つ編みが似合う役者さんは
現代にはあんまりいないですよ。
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荒井 |
ははははは、たしかに。
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あやや |
うん。
こんなに堂々とおでこ出せるのはすごい。
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森下 |
かわいいですねぇ。
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荒井 |
かわいいですねぇ。
|
あやや |
かわいいですねぇ。
あの、朝ドラって、よく、
「ヒロインと共に生きる」みたいな感じで
観ちゃうって言うじゃないですか。
私、観てたら、
ほんとにそんな気になっちゃって!
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森下 |
朝起きたら、戦後の復興気分?
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あやや |
いや、ほんと、そうなんですよ。
でね、この主人公、
自転車でいつも通学してるんですけど、
わたし、自転車通勤はじめたんです!
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一同 |
(笑)
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荒井 |
えーー(笑)。
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|
あやや |
ほんと、ほんと。
けっこうその気になって、朝。
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荒井 |
すごいなぁ(笑)。
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あやや |
けっこうね、その気にさせるんですよ。
というかね、井上真央ちゃんって
そういう役者なんだって思った。
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森下 |
ああ、それはそうかもしれない。
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あやや |
観てると、みんながちょっと
「わたしも‥‥」みたいな気持ちになる。
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荒井 |
うん。『花より男子』も、
きっと、そうだったんじゃないですかね。
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あやや |
そうそうそう。
だから、スッと感情移入できるんですよね、
そのドラマの世界に。
実際の真央ちゃんはかわいいくせに、
かわいいっぽくしてないのが
いいのかなぁ‥‥。
いや、いいですよ、井上真央ちゃんは。
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荒井 |
あと、満島ひかりさん、いいんですよね。
|
あやや |
いいー!
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森下 |
ああ、この人ね。
|
あやや |
満島ひかりさん、いいです!
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森下 |
いい芝居しますよねー。
すごく好き。
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荒井 |
この、主役の三人娘は、
ほんとにたのしそうに見えて
みんないいですよね。
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あやや |
いい、いい。
もうひとりは、マイコさんですね。
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荒井 |
金子ノブアキさんもいいですよ。
|
あやや |
そう、RISEですよね。
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森下 |
ドラマーなんですよね、たしか。
かっこいいですよね。
|
あやや |
かっこいい。
|
森下 |
色っぽい。
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荒井 |
なんか、ちゃんとした俳優さんに
なった感じがしますね、この人。
もちろん、ほめことばですけど。
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森下 |
そうですねー。
ああ、すごく観たくなってきた。
出遅れましたが、観ます、これ。
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あやや |
観てください、ぜひ。
これから半年近くありますから。
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荒井 |
安定してると思いますよ、たぶん。
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あやや |
そうそう、もうひとつ言いたいのは、
朝ドラって、いわゆる「女の一代記」だから、
最初の一週間は子役の子が
真央ちゃんの役をやってるんですよ。
で、しばらくしてから
真央ちゃんになるんですけど、
子役の時代と、いまの真央ちゃんが、
すごく「つながってる」感じがするんですよ。
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森下 |
それは、外見が似てるというだけじゃなくて。
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あやや |
外見じゃないんです。
なんか、たとえば、
いまの真央ちゃんを観てると、
子役の子のことを、ちゃんと思い出すんです。
「ああ、あの子が言いそうな気がするな」
みたいな感じがするというか、
地続きでつながってる感じがするんですよ。
ちゃんと同一人物にみえるというか。
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森下 |
うーん、すばらしい。
|
あやや |
それは、ほんとにすごいなと思って。
たぶん脚本とか演出がものすごく
しっかりしてるんだと思うんですよね。
(つづきますー) |