あやや |
じゃ、『相棒』、行きましょうか。
|
|
── |
ここで『相棒』を語るのは、
意外にめずらしいですね。
|
荒井 |
ドラマとしては、
定番中の定番ですからね。
おもしろさは、ある意味保証されてますし、
ここで新番組として語ることもないか、
という感じですよね、いつもは。
|
── |
でも、みなさん、いつも
ふつうに観てるんですよね?
|
あやや |
観てます、観てます。
ファンとして個人的に残念なのは、
『相棒 劇場版II』で
岸部一徳さん演じる官房長が刺殺されたこと。
その後のシリーズにあの人がいないのは、
なんていうか、残念というか、
もったいないなぁと。
|
荒井 |
あれ、けっこう、
影響大きかったんじゃないですかね。
|
あやや |
警察どうしの争いとか、
内部の腐敗みたいな話が、
ポロッと出てくるのが好きだったんですけど、
そのへんの糸口がなくなりましたよね。
|
|
森下 |
私もあのへん好きだったなぁ。
|
荒井 |
脇を固める人たちも『相棒』の魅力ですからね。
今回も「ひまか?」の角田課長とか、
鑑識課の米沢守とか、出ますかね。
|
あやや |
けっこう重要な要素ですよね。
|
荒井 |
ぶっちゃけて言うと、今季、
これが一番数字(視聴率)とるんじゃないですか。
20とか超えそうな感じもします。
|
あやや |
初回ね、とくに。
|
── |
トピックとしては、
なんといっても新しい相棒役でしょうか。
|
あやや |
成宮寛貴さんです、
寺脇康文さん、及川光博さんに続く三代目。
|
荒井 |
熱い演技も、影のある演技も、
両方できそうですね。
|
あやや |
ちょっとだけ心配なのは、
水谷さんとタイプが近い感じに
なっちゃうんじゃないかな、という気が。
こう、なんていうんでしょう、
成宮さんって、舞台もやってらっしゃるから、
バーンと張る感じのふたりにならないかなと。
|
森下 |
右京さん、いざっていうときは、張るよね。
|
あやや |
そうそうそう、
ときどきすごい怒ったりするんですよ。
|
荒井 |
すごいですよね、あれ、
犯罪を憎む感じが爆発して。
|
|
あやや |
でも、ああいう感じとは、
やっぱり違いますよね、成宮さんは。
だから、新しい「相棒」は、
薫ちゃんとはまた違う「濃さ」に
なるんじゃないでしょうか。
|
森下 |
うん、そうですね。
|
荒井 |
個人的には、成宮さんは、
一代目と二代目の路線でいえば、
一代目の寺脇さんの方向に
行っちゃっていいような気がするんですけど。
|
あやや |
します、します!
|
森下 |
ねぇ、私もそう思います!
|
荒井 |
やっぱり、右京さんの「相棒」には
真面目で熱血バカ、みたいなほうが
メリハリがきくと思うんですけどね。
|
あやや |
ちなみに成宮さん演じる新しい「相棒」は、
警察エリートの息子さんだそうです。
|
|
森下 |
「警官から刑事に転身」‥‥。
それって、転身ってものなの?
|
荒井 |
なんとなく、ドラマの新しい要素に
なってくれそうな気がしますね。 |
── |
さぁ、だいぶ、語ってきました。
ほかにありますか。
|
森下 |
これ気になりませんか。
NHKの『実験刑事トトリ』。
|
あやや |
お、気づきませんでした。
ええと、主演は三上博史さん。
43歳で刑事になった主人公のトトリが
動物生態学の研究者という前職を活かして、
実験や論理で難事件に挑む‥‥
へー、ちょっとおもしろそう。
脚本の西田征史さんって、あの‥‥。
|
森下 |
そう、『妖怪人間ベム』を書いた方。
気になりますよね。
|
荒井 |
へーー、これ、NHKですよね?
ノーマークだったなぁ。
|
|
森下 |
三上博史さんと高橋光臣さんっていう
取り合わせも、けっこうおもしろそう。
高橋光臣さんっていうのは、あの人です、
『梅ちゃん先生』の松岡さん。
|
あやや |
ああー、あの人か。
医科大学の、ちょっと変人の。
|
森下 |
そうそうそうそう。
梅ちゃんの元恋人だった、変人の。
|
荒井 |
はいはいはい、あれかー。変人の。
|
あやや |
あの、いまどきめずらしい
「変人っぷり」がすごくよくて、
気になったから、私、検索したんですよ。
|
森下 |
私もした(笑)。
そうすると、ふつうにロン毛の人が。
|
あやや |
そうそうそう(笑)。
ぜんぜんふつうの感じの写真が。
|
荒井 |
あの役とはだいぶ違うんですね。
|
あやや |
そうなんですよー。
でも、そっかー、高橋光臣さん、
じつはみんなちょっと気になってたんですね。
今度はどんな感じなんでしょうね。
たのしみです。
|
荒井 |
いいものを教えてもらいました。
|
森下 |
ちょっとたのしみですよねー。 |
|
── |
荒井先生は、気になってるものはありますか。
|
荒井 |
今回、あれでしょ。
『花のズボラ飯』と
『孤独のグルメ』っていうのが
両方、グルメもので、両方、マンガが原作で、
その両方のマンガの原作者が
久住昌之さんなんですよね。
|
森下 |
あ、『花のズボラ飯』もそうなんですか。
|
荒井 |
ええ。絵を描いてる方は違いますけど、
原作はどちらも久住昌之さんなんですよ。
『花のズボラ飯』、いま売れてますよね。
|
あやや |
どちらもグルメマンガ?
|
荒井 |
そうです。ですから、このふたつが、
真夜中に放送されてるとなると、
深夜にふっと「餃子のアップ」とかが
映ったりするわけですよ。
で、「わ、うまそぉ!」みたいなことに。
|
森下 |
なりそうですねぇ(笑)。
|
あやや |
TBSが『花のズボラ飯』で、
テレ東が『孤独のグルメ』なんですね。
ちょうど同じ時期に重なったんだ。
で、マンガはどういう感じなんですか。
『美味しんぼ』みたいな感じ?
それとも『ミスター味っ子』みたいな?
|
|
荒井 |
いや、そういうんじゃなくて。
|
森下 |
『孤独のグルメ』はね、
基本、延々と食べてるだけだよ。
オチとか流れとかが大きくあるわけじゃなく、
スケッチというか、情景描写というか。
|
あやや |
え?
|
── |
あれですよね、久住さんの作品って、
これは、と思う駅前の食堂とかに入って、
いい感じにふつうの定食が出てきて、
これをこの順番でこう食う、みたいな。
|
森下 |
そうそうそうそう。
食べるだけ。その様子を追うだけ。
|
あやや |
そ、それは、どこがおもしろいんだろう?
|
── |
ぼくは泉昌之名義の漫画とか、好きでしたよ。
予想以上にしょぼい駅弁で、
おかずとご飯のバランスに
ものすごく苦労しながら食べてたら、
メンチカツだと思ってたものの中身が
じつは玉ねぎで「ガーン!」みたいな。
|
森下 |
わはははははは。
|
荒井 |
そうそうそう、そういう日常の身近な(笑)。
|
|
あやや |
‥‥わ、わからない。
すいません、魅力を探す旅に出てきます。
|
── |
旅じゃなくて本屋に行け。
|
荒井 |
『孤独のグルメ』はシーズン2で、
前回のシーズン1が、
かなり反響があったみたいですよ。
|
森下 |
おいしそうだった?
|
荒井 |
いや、さっきも言いましたけど、
なにしろ夜中ですから。
そこでお好み焼きのアップとかは、もう‥‥。
|
あやや |
ああー、ヤバイですね!
いや、わかりました。
魅力、理解できました!
|
|
── |
はやっ!
|
荒井 |
その意味では『ズボラ飯』も
同様に人気が出るんじゃないでしょうか。
なにしろ、深夜の時間帯と、
ふつうに食べられそうな美味しいもの、
っていう組み合わせがヤバいんです。
ツイッターとかでサーッと情報が回るんですよ。
「ヤバい、いまこれ観ちゃダメ!」とかって。
|
あやや |
それで「どれどれ?」って観ちゃう。
あーー、なるほどなー。 |
── |
そのほか、あれば。
|
あやや |
『ガールズトーク〜十人のシスターたち〜』
これ、たぶんおもしろいと思うんですけど。
|
荒井 |
なんですか、これ。
|
あやや |
鈴木おさむさんが
ドキュメンタリードラマで
『私のホストちゃん』っていうのを
以前、深夜でやってて、
めっちゃおもしろかったんですよ。
|
|
森下 |
へぇー。
|
あやや |
ドキュメンタリータッチに撮るドラマなんです。
それがすっごいおもしろかったから、
これも、たぶん、おもしろいんじゃないかと。
なんかね、新しい「チャレンジ」があって、
いままでない感じなんですよ。
|
森下 |
観たくなってきた。
時間帯がものすごいね、これ。
深夜1時51分!
|
あやや |
これ、おもしろいと思います。
というか、おもしろくなってほしい!
みなさんの注目はほかにありますか?
|
森下 |
同じく深夜だけど、ちょっと気になるのが、
『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』。
というか、ドラマそのものよりも、
山田孝之くんのこの写真がものすごく気になる。
なんか、お化粧してる感じじゃない?
|
荒井 |
ああ、これ、「ドラクエ」をコメディタッチで
実写化したようなドラマですよね。
|
── |
衣装は『ドラクエV』風ですね。
|
荒井 |
『V』ですね。
|
|
あやや |
前作の『勇者ヨシヒコ』は
けっこうおもしろかったですよ。
|
森下 |
私も前回、ちょこちょこ観てた。
|
あやや |
衣装が派手な割りに、
ドラマとしては意外に地味だった印象が。
ただ、山田孝之くんは、いま、いい感じです。
|
森下 |
いいポジションにいますよね。
|
あやや |
いいですよねー。
どうですか、育ての親としては?
|
森下 |
いや、育ててないし(笑)。
|
── |
「育ての親」って?
|
あやや |
山田孝之さんの出世作を並べてみると、
素地をつくったのは森下さんだとわかりますよ。
|
荒井 |
ほんと、育ての親のひとりですよ。
|
森下 |
いやいやいや、彼の出世作は
『ウォーターボーイズ』でしょう。
|
あやや |
私は『セカチュウ』と『白夜行』だと思いますよ。
別にお世辞で言ってるわけじゃなくて。
|
森下 |
私の関わったものでは、
山田くんの「闇を抱えてる」方面のよさを
出してもらった気がします。
けど、育ててはないと思う。
むしろ、もろもろ助けてもらった気がする‥‥。
|
あやや |
ああ、なんか、そういう話を聞くと、
単純に視聴者として、
いい関係なんだなあと思います。
なにしろ、いますごくいいですよ、
山田孝之さんは。
|
森下 |
充実してる感じあるよね。
|
あやや |
役者としてひとつ突き抜けた感があります。
ドラマ的にも『勇者ヨシヒコ』は
けっこうファンが多いですよ。
脚本の福田雄一さんは
『コドモ警察』や『33分探偵』で評価の高い人ですし。
|
森下 |
おもしろかったねぇ。
|
あやや |
これも期待していいんじゃないでしょうか。
|
荒井 |
観ますよ。笑わせていただきます。 |
あやや |
じゃ、最後にNHKの朝ドラに触れておきましょう。
『純と愛』です。
|
荒井 |
脚本が『家政婦のミタ』の遊川和彦さんですね。
|
あやや |
そうなんです。
でも、発表当初はトピックがそれだけで、
それ以外の魅力が伝わってこなかったんですよ。
で、正直なところ、今回の朝ドラは
あんまり興味が持てないかもなぁ、
って思ってたんですけど、
放送が近づくにつれて急に興味が湧いてきました。
なぜなら、「愛」を演じるのが、風間俊介くん!
|
森下 |
そうなんですよねー!
|
あやや |
彼がメインキャストにいることがわかってから、
俄然観る気になりました!
|
荒井 |
へぇー。
|
あやや |
ジャニーズなんですけど
ものすごくイケメンとかそういうことではなく、
ふつうっぽい魅力がある人なんですけど、
とにかく、演技がいいんです。
|
森下 |
今回は、ストーカーっぽいというか、
主人公につきまとう、みたいな役みたいですよ。
|
あやや |
あ、そうなんですか。
|
森下 |
朝ドラのいわゆる「王子様」っていう感じの
役ではないみたいですね。
|
荒井 |
風間俊介くんは
『それでも、生きてゆく』のときも
ストーカーっぽい役でしたよね。
|
あやや |
そうそうそう、あれもよかったですよね。
|
森下 |
『3年B組金八先生』でも、
アクの強い役どころでしたよね
(第5シリーズの兼末健次郎)。
|
荒井 |
なんでもないようで、
表情にちょっと影があるというか、
微妙な怖さがあるんですよね。
|
あやや |
そうですね。
ちょっと狂気があって、
それが独特の色気になってるんですよ。
けど、それがNHKの朝ドラに
どんなふうに影響するのか‥‥。
|
|
森下 |
このドラマ、いろんな噂があって、
けっこうびっくりなんですけど、
純の弟役の渡部秀くんが、
全裸でギター弾くらしい、とか‥‥。
|
荒井 |
なんですか、それは(笑)。
|
あやや |
‥‥‥‥私も聞きました、その話。
|
── |
あやちゃん、目が怖い。
|
あやや |
‥‥全裸でギター‥‥全裸‥‥ギター。
|
|
森下 |
まぁ、なにしろ、
遊川和彦さんの『ミタ』ワールド的な、
いろんな釣り針が
随所に仕掛けられている可能性あり。
|
あやや |
あと、私が聞いた話では、
『プロフェッショナル』の遊川さんの回で、
主演の夏菜さんが泣いてしまったって。
|
森下 |
あ、そうそうそうそう。
|
あやや |
気合入ってますねー。
|
荒井 |
舞台は、完全に現代なんですよね。
で、お話としては、ラブストーリー?
|
森下 |
『純と愛』っていうぐらいですから。
|
あやや |
武田鉄矢さんとか、舘ひろしさんとか、
森下愛子さんとか、ベテランの役者さんが
脇を固めてるのは頼もしいですね。
|
森下 |
そうですね。
|
あやや |
情報がでそろってくるにつれて、
どんどんたのしみに。
|
森下 |
考えてみると、もともと朝ドラって、
主演女優が誰かっていうくらいで
前情報が飛び交うよな
ものではなかったような気がしますよね。
|
あやや |
そうですね。
『カーネーション』なんかも、
やっぱり、はじまってからの魅力で
観る人をひきつけていった感じがします。
|
|
森下 |
あれははじまってみたら、
世界観とか、絵面とかが、
すごく強かったという印象がありますね。
|
あやや |
そう考えると、今回も案外いけるのかな。
|
荒井 |
その意味では、つぎの『あまちゃん』の
情報が飛び交いすぎてる気がする(笑)。
|
一同 |
(笑) |
── |
さぁ、それでは、最後に
この秋、おすすめのドラマを決めていきましょう。
まずは、いつものようにひとり3本ずつ、
自分がおすすめするドラマを挙げてください。
その中から、イチ押しのドラマを
1つ選びましょう。
|
あやや |
うーーーん‥‥。
|
|
森下 |
今回は選びにくいですね。
|
荒井 |
意外と観たいのがたくさんありますね。
|
森下 |
あるけど、ドカーンっていうのが‥‥。
|
あやや |
どうしようかなー。
|
── |
じゃあ、あやちゃん、お願いします。
|
あやや |
はい。
『遅咲きのヒマワリ』
『大奥』
『ゴーイングマイホーム』
|
|
── |
はい。森下さん。
|
森下 |
私は、まず『大奥』。
それと、どっちにしようかなぁー‥‥。
|
あやや |
いま私、さらっと3本言いましたけど、
今回、じつはすごい悩みました。
|
森下 |
うん、悩む。
|
あやや |
けっこう豊作ですよ。
|
森下 |
どうしようかな、『実験刑事トトリ』。
いいと思うんだよ、これ。
|
あやや |
あっ、『トトリ』かぁ‥‥。
『ガールズトーク〜十人のシスターたち〜』も
意外に入れたいんだよな。
|
森下 |
うーん、決められなーい。
すいません! もうちょっと考えます。
|
── |
では、荒井先生。
|
荒井 |
ええーっと。
『遅咲きのヒマワリ』
『モンスターズ』
『高校入試』
|
|
あやや |
ああー!
『高校入試』っていうのがあるなぁ。
|
森下 |
そうなんだよ。
わたしもかなり迷ってる。
『トトリ』を入れるか、
『高校入試』を入れるか‥‥。
|
あやや |
『高校入試』を入れると‥‥
『ゴーイングマイホーム』『大奥』‥‥
ああー、でも『遅咲きのヒマワリ』もー。
|
森下 |
はははは。
|
荒井 |
3本に絞れない。
|
あやや |
絞れない。
|
森下 |
絞れない。
|
── |
じゃあ4本にする?
|
あやや |
おおー!
|
荒井 |
そんなゆるくていいんですか(笑)。
|
── |
ま、厳しくしてもしょうがないし。
|
あやや |
まさか、さっさと終わらせようとか
考えてません?
|
|
── |
それも、ないことはない。
|
あやや |
きーー、また、そんなことを!
私の至福の時間なのに!
|
── |
あやちゃん、
開始から何時間経ってるか、知ってる?
|
あやや |
え? 何時間? 3時間近くいってる?
|
|
── |
5時間! 前回、ちょっと短くなって
安心してたら、また5時間!
|
一同 |
(笑)
|
あやや |
はいはい、じゃあ、まとめましょう。
私は4本‥‥いや、5本行かせてください!
|
|
── |
もう、いいよいいよ、5本で。
|
荒井 |
自由すぎないですか(笑)。
|
あやや |
5本だったらすごい楽になる。
『遅咲きのヒマワリ』
『ゴーイングマイホーム』
『大奥』
『高校入試』
『モンスターズ』
この5本!
|
森下 |
わたしは、
『モンスターズ』
『ゴーイングマイホーム』
『大奥』
『トトリ』
この4本。
|
荒井 |
どうしよう‥‥。3本のままでいいかな。
『遅咲きのヒマワリ』
『モンスターズ』
『高校入試』
|
あやや |
この中から、私たちのイチ押しを決めるんですよね。
|
|
森下 |
今回、全体に豊作なんだけど、
1本となると、わかんないんだよねー。
|
あやや |
そうそうそうそう。
|
── |
ええと、ダブってるのが‥‥
『ゴーイングマイホーム』
『モンスターズ』
『高校入試』
『大奥』
『遅咲きのヒマワリ』
|
あやや |
ヤバい、ぜんぶいい。
|
森下 |
ほんとだね。
|
荒井 |
うん。
|
── |
では、協議を。
|
あやや |
まず、「チャレンジ」っていう意味では
『ゴーイングマイホーム』と
『高校入試』の2本は
その姿勢がうれしいなぁって思うんです。
是枝裕和さんや、湊かなえさんを
製作側に呼び込んでいるっていうことで、
これまでのドラマと違ったことをしようっていう
製作者の意欲を感じるんですよ。
|
|
森下 |
うん。
|
あやや |
あと、『大奥』は、
映画もふくめて、なにしろおもしろそう。
ただ、ここで選ぶことの
おもしろさみたいなものは‥‥。
|
森下 |
そうそうそう(笑)。
ここで、「えい!」って選ぶ、
ちょっとドキドキする感じがないんだよね。
|
あやや |
そうなんですよ。
その意味では、『モンスターズ』も
おもしろそうだし、実際、観ますけど、
ここでイチ押しにするかっていうと。
だから、願いを込めて言うなら、
『ゴーイングマイホーム』が
おもしろくあってほしい。
うーん‥‥『高校入試』にかけてみますか?
|
森下 |
『高校入試』いってみます?
|
|
荒井 |
そうですね、
個人のおすすめするドラマの数を増やして
見事に浮上してきたのも、おもしろいし。
|
あやや |
チャレンジしてるし。
|
森下 |
そうですね。
|
あやや |
それほど派手さはなくても、
いいものを!
|
森下 |
いきましょう。
|
荒井 |
いいですよ。
|
あやや |
じゃあ、今回のおすすめは
『高校入試』に決定ですー!!!!
|
|
── |
いただきました、
ありがとうございました!
|
あやや |
長澤まさみちゃんの脚が
観られることを期待しつつ!
|
森下 |
だから、パンツスーツっぽかったって。
|
あやや |
やだー、見たーい、
まーちゃんの脚が見たーい!
|
|
荒井 |
(笑)
|
── |
お疲れさまでした。
|
一同 |
お疲れさまでしたー!
(パチパチパチ)
(読んでいただき、ありがとうございました!) |