── |
いま「団地の需要」と言うか、
「団地に住みたい人が増えてる実感」って
ありますか?
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千葉 |
ないですね、そんなには。
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── |
あ、そうですか。
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千葉 |
でも、増えてほしいですし、
東京R不動産のほうで仕事をしていても
一定の「団地ニーズ」は感じてます。
だから、ぼくらとしては、
「いい団地」を見つけて紹介することで
潜在的な需要を
掘り起こせたらいいな、と思ってます。
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── |
サイトを拝見すると、
東京や関東以外の物件も載っていますけど、
あれってぜんぶ、
実際に足を運んで、見に行ってるんですか。
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千葉 |
ええ。
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── |
大阪とか、奈良とか。
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千葉 |
そうしないと、判断できませんから。
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── |
そうか、物件そのものだけじゃなくて
建物をとりまく「環境」は
インターネットなどからの情報だけでは
不十分ですものね。
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千葉 |
そうですね、やはり現地に行ってみないと。
ま、航空写真を見た段階で
「こりゃ違うな」
みたいなのも、けっこうありますけど。
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── |
航空写真でアタリをつけてるんですか!
さすがはプロですね‥‥。
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千葉 |
そうですか?(笑)
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── |
じゃあ、今後もエリアを広げていく予定で?
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千葉 |
全国を押さえるつもりで、やってます。
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── |
実際に現地に行って、きちんと内見をして。
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千葉 |
そうですね。
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── |
よかったらサイトに載せる。
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千葉 |
はい。
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── |
よくなかったら、載せない?
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千葉 |
もちろん。
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── |
どんなに交通費をかけて行ったとしても。
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千葉 |
ダメなら、ダメです。
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── |
その基準は、もう揺るぎない感じですか。
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千葉 |
そこは、妥協できません。
「レベル」と言ったらおかしいですけど‥‥
周囲の環境にしろ、内装にしろ、
ぼくらの「好き度」が
一定以上に高い物件でないと‥‥やはり。
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── |
そうですか。
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千葉 |
でないと、
団地専門の不動産サイトなんて
おかしなことをやりはじめた意味が
なくなっちゃうんで。
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── |
そうですよね‥‥「好き」でやってるわけだから
「妥協する理由」が、そもそもないんですね。
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千葉 |
ええ。
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── |
ちなみになんですが、
団地って、どれくらいあるんでしょうか?
日本全国でいうと。
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千葉 |
数百万戸はあるでしょうね。
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── |
そんなに!
そのなかから「これは!」という物件を
見つけ出すわけですけど‥‥。
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千葉 |
まぁ、数そのものはたしかに多いんですが、
たぶん、あるていど「ふるい物件」じゃないと
ぼくらの基準には満たないと思うんです。
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── |
ええ、ええ。
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千葉 |
なので、
どこにどんな団地が建ってるという情報は
すでにあるわけだから、
そのリストを
上からひとつひとつ、潰していけば。
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── |
扱う物件の年代って、
1970年代とかが多いんですか、やはり。
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千葉 |
そうですね、それ以前も含めて。
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── |
先ほど「建物だけじゃなく、環境ごといい団地」
というお話をうかがいましたが
建物自体に関して言うと、
どのような物件が、お好きなんでしょう?
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千葉 |
団地が「実験精神」に富んでいたころの物件は
やっぱり、おもしろいんです。
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── |
さっきの芦屋浜の「ガンダム団地」みたいに。
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千葉 |
さらに言えば「40年、50年」という「時間」が
積み重ねられた物件は、やっぱりすごい。
たとえば、こういう内装の団地があって‥‥。
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── |
きれいだけど‥‥どこかレトロな感じです。
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千葉 |
右の窓、大工さんの丁寧な職人技でつくった木枠に
「すりガラス」がはまってるんですね。
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── |
ええ、今ではあまり見ない感じの。
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千葉 |
そう、このガラス、もう生産してないんです。
だから、割れちゃったら
何十年もの時間がパーになっちゃう。
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── |
ああ‥‥。
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千葉 |
逆に言えば、これまで何十年もの間、
何家族、何十人もの人たちが
割らずに大事にしてきてくれたから、
このガラスは
いま、ここにはまってるんです。
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── |
‥‥なるほど。
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千葉 |
この団地が建てられてからの
「40年」とか「50年」という時間のどこかで
誰かがうっかり割っちゃって
あの「すりガラス」が失われてしまっていたら
この部屋は
この部屋じゃなくなっている気がします。
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── |
じゃあ、この木製のサッシに
現代的なツルッとしたガラスがはまってたら、
紹介物件として選ばなかった可能性も?
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千葉 |
大いにあります。
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── |
そういえば先日、
取材で、上野にある「国際子ども図書館」に
行ったんですけど、
その建物の窓ガラスも相当ふるいものでした。
ガラスの厚みが均一じゃないみたいで、
気泡が入ってたり、
窓の向こう側の景色がユラユラして見えたり。
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千葉 |
それ、「手吹きガラス」じゃないですかね。
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── |
なんか「氷」みたいでした。
図書館が建てられたのが明治39年とかなので
もう100年以上、
ここにこうしてはまってるんだと考えたら
とにかく「すごいな!」と。
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千葉 |
さっきの「すりガラス」がはまっていた
木製サッシだって、
これまで何度、ペンキを塗られてきたか‥‥。
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── |
ええ、ええ。
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千葉 |
何十回、もしかしたら何百回も塗り重ねられて、
今の状態ができあがっているわけです。
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── |
きっと、つくられた当時とは
雰囲気とかが、違ってきてるんでしょうね。
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千葉 |
「エッグシェル」って言葉、ご存知ですか?
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── |
いえ、知らないです。
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千葉 |
ぼくらも、自分らで
建具にペンキを塗ったりするんです、たまに。
で、当然ですが、塗装の職人さんというのは
やっぱり、
ぜんぜん技術が違うんです、素人とは。
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── |
そんなに違うもんですか。
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千葉 |
ぼくらの場合、
少なくとも「4回か5回」は塗り重ねて
ようやく
「ま、なんとかいいか」って感じに
なるんですけど。
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── |
ええ、ええ。
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千葉 |
腕のいい、熟練の塗り職人さんだと
たった「2回」で
パーフェクトに仕上げてくるんです。
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── |
おお。
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千葉 |
まず下地を塗り、
スーッと2回目で、完璧に美しい状態。
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── |
そう聞くだけで、かっこいいです。
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千葉 |
ふるい建物の木枠や建具というのは
長い年月の間に
そうやって何十回、何百回と
塗り込められてきたため、
塗装が、何センチもの厚みになってるんです。
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── |
なるほど、地層みたいに。
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千葉 |
そうなった状態を、職人さんたちの言葉で
「エッグシェル」というらしいんです。
すなわち「卵の殻」と。
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── |
はーっ‥‥そういう意味でしたか。
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千葉 |
エッグシェルの美しさときたら、
どんなにすごい塗り職人の腕をもってしても
かなわないと、彼らは言うんです。
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── |
長い月日をかけて
何人もの職人さんが塗り込めてきた建具には
自分ひとりじゃ、勝てないと。
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千葉 |
とくにヨーロッパのふるい建築物の壁なんか、
壊してみればわかるんですけど
塗装の厚みが、ハンパじゃないんですね。
おそろしいほどの厚みになってるんです。
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── |
ええ、ええ。
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千葉 |
それこそ、100年、200年という単位で
塗り続けられた壁って
質感というか、表面の「深み」がぜんぜん違うし、
ものすごい「艶」を醸し出している。
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── |
内側に堆積した「時間」が
表面の「深み」とか「艶」となって出てくると。
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千葉 |
そう。
その「深み」や「艶」を
「数回の塗りで出すのが一流の職人だ」
みたいな言いかたを
逆に、することもあるんですけど‥‥。
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── |
腕のよい職人は、数回の「塗り」で
「時間の厚み」まで
表現してしまう、ということですか。
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千葉 |
でもそれって、逆に言えば、
ぼくらみたいな素人であっても
何年も何十年も、
何十回も何百回も塗り重ねることを続ければ
一流の職人でも
簡単には出せない「深み」や「艶」を出せるって
ことだと思うんですね。
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── |
ああ‥‥。
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千葉 |
それが「時間のすごみ」だと思うんです。
鋭角だった木枠のエッジも、
だんだん、丸みを帯びてきたりして‥‥。
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── |
ふるいものを「保存する」というのとは
ちょっとちがって
使い込むことで実力が増していくという意味では
ふるい物件の建具というのは
「エイジング」的なことに似ていますね。
革の鞄とか、木の楽器みたいに。
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千葉 |
そうそう、そんな感じです。
それもやはり、もともとの建具や木枠が
職人の手作りで
しっかりと丁寧に作られていたからこそ、
時間の経過に「耐える」だけでなく
時間の経過によって、
どんどん
美しいものになっていくんだと思います。
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── |
はい。
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千葉 |
こう言っては何ですけど、
表面に木目調の塩ビを貼っているような
大量生産品には
時間は、決して味方してくれないと思うんです。
経済合理的ではあるかもしれませんが。
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── |
そもそも、そんなにもたないですしね。
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千葉 |
ええ。
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── |
東北の被災地を取材していて聞いたんですが、
津波に流されて、
家中の家具が重油に浸かってしまったかたが
いらっしゃったんです。
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千葉 |
ええ。
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── |
まさに今の千葉さんみたいに
「こう言っては何ですけど」と前置きしてから
おっしゃったのは、
ホームセンターで買った「安くて便利なもの」は
津波で壊れたり
重油で表面にブツブツが出ちゃったりして
ぜんぶダメになってしまったのに、
ずっと使ってきた
「ふるい津軽塗りの座卓」だけは
重油から引き上げても
また、平気で使うことができたそうなんです。
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千葉 |
そうですか。
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── |
津波で流されてるのに壊れもせず、
塗装がダメになったりもしないで。
そのかたは
「津軽塗りの職人に、お礼が言いたい」
「ふるいものに、助けられてる」って、
そうおっしゃってました。
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千葉 |
なんだか、すごいよくわかりますね。
ぼくらも、真新しい新築のマンションに
利便性や快適性など
素晴らしい点があるのはわかっているんですけど、
でもやっぱり、
「積み重なった時間の産み出すちから」には
ちょっと敵わない‥‥って思っちゃうんで。
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── |
はい。
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千葉 |
だから、お客さまにも
そういう「いい団地」を、紹介していきたいんです。
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── |
「団地しか扱わない」という
「ちょっと変わった不動産屋さん」としては(笑)。
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千葉 |
はい(笑)。 |
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<おわります> |