Hobo Nikkan Itoi Shinbun.

ほぼ日ブックスフェア2017 3冊買うと、酒井駒子さんのマグカップとコースターがついてきます。

「ほぼ日ブックスフェア」の対象商品は、
現在発売中の「ほぼ日ブックス」すべて!
どれを選んでいただいてもかまわないのですが、
なかなか絞りきれないかも‥‥と思って、
こんなお手伝い企画を考えました。
「ほぼ日ブックスひと見開きレビュー」です!
ほぼ日ブックスの1冊をとりあげて、
その中でもとくに「この見開きが好き!」という
一点集中的なおすすめレビューを掲載します。
あ、ちなみに「見開き」というのは、
本をパッと開いた左右の2ページのことです。

第四弾でも、ほぼ日の乗組員や
読者のみなさまから届いた
それぞれに思い入れのある
「ひと見開き」を紹介します。

また「ひと見開きレビュー」の募集は終了しました。
たくさんのご応募、ありがとうございました!

恋歌くちずさみながら。
P138-139
スガノ


数あるほぼ日ブックスのなかで、
あと1冊なにを買おうかな~? と迷われた方へ。
私は、この本をおすすめします。
これは、恋の本です。ぜんぶ事実です。
誰かが創作したものではない、恋の筋が49個載ってます。

まさかのドンデンエンド、とつぜんの遠距離、
不義理、夢と恋のてんびん、
なんで私とはダメなのに彼女とはあっさり
フォーリンラブなの!? 
などという投稿がずらりずらりで、読み応えたっぷり。

そして、私が選びましたこの見開き。
これは、ある投稿の「後半」です。
前半をかいつまんで言いますと、
「彼が事故で入院! ショック!
顎の骨を折っていて話すことはできない。
脳にも異常がないか経過観察中。
そこに彼女として、せっせとお見舞いに通う『私』。
しかし、同じように毎日通う、
女の人の存在に気づく‥‥」
という内容です。

いやぁ、どきどきする!!
どうします?
こういうときどうします?
「おまえ私に隠れてなにやっとんじゃ!!」と、
しゃべれない彼氏に詰め寄る?
逆(相手の女の人)の立場だったら、どうします?

そこからの、この見開きですよ。
目をこらして読んでください。

最後の7行くらいを読み、
私は倒れるかと思いました。
主人て‥‥結婚したの?
そんで「あの女の人が誰だったか」をずっと訊いてないの?
はてに「それでいいんじゃないかな~」って。

はぁぁぁあ! これが恋の事実なんですね。
そして、たぶん、どこの誰だって、
こんな恋のエピソードをひとつやふたつ、
持っているのです。
そんな「はぁぁぁあ!」が
いっぱいのこの本、ぜひどうぞ、お手にとってください。

ボールのようなことば。
P46-47
読者メール

僕にとっても、ともだちはけっして
毎日思い出すような存在ではない。
1ヶ月以上相手のことを考えないこともある。
もちろん興味がないわけではない。
僕の場合、その相手のことをどこかで信頼しているからこそ
気懸かりになるようなことも多くない。
でも、自分の日常に何か変化があったときに
ふと話したくなる。
時々、『あいつどうしてるかな?』と
連絡を取ってみたくなる。
それまで全然気に留めていなかった相手なのに、
「しょっちゅう会わない」からこそ、
会うと急に気分が軽くなって、ついついはしゃいでしまう。
顔を合わせた後、帰り道、
「変わらずにいてくれたこと」にとても安心する。
だからこそ、
「しょっちゅう会ってなくてもかまわない」のだろう。
先日、僕の奥さんの親父さんが、
ともだちを数年ぶりに家に呼んで、
そのともだちが具合が悪いことに気付かずに、
つい調子に乗って沢山お酒を飲んでしまって
迷惑をかけてしまったらしい。
僕の奥さんもお義母さんも呆れたように
その話をしていたけれど、
僕にはなんだかとてもたまらなく羨ましく思えた。
そのともだちはきっと迷惑だなんて思ってもいないだろう。
そして、この見開きを読んで改めて
ともだちとはそういうものだと腑に落ちた。
好きな見開きです。
(かめさん)

忘れてきた花束
P300-301
読者メール

飼っていた猫や、祖母や、恩師や、
亡くなった人を思い出すときに
このページをよみ返します。
自分の気持ちをどうしていいかわからないとき
このページがあってよかったと、思います。
(富士のみね)

みなさまからの
「ひと見開きレビュー」を募集!

あの見開きの言葉が心に残っている、
あの見開きの絵がただただ好き、
この見開きのレシピ、よくつくってる、などなど、
「このひと見開きが私は好きです!」
という気持ちがあれば
どんな感想でもかまいません。
個人的なエピソードつきも、大歓迎です。

プルダウンボタンより、
レビューを書く本のタイトルを選んでください。
「応募する」ボタンをおすとメールソフトが開き、
自動的に本のタイトルがメール本文に書かれます。
タイトル下にお気に入りの見開きのページ番号と
レビューの本文、ペンネーム、
そしてメールアドレスをそえてお送りください。
(※お気に入りのページが「ひと見開き」から
ちょっとはみ出ていたりするときは、
最初のページと最後のページを教えてくださいね。)

送っていただいた「ひと見開きレビュー」は、
こちらでもご紹介させていただきます。
みなさまのお気に入りのひと見開き、お待ちしています!

「ひと見開きレビュー」の募集は終了しました。
たくさんのご応募、ありがとうございました!