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こんにちは。
ちょうど1年前のゴールデンウィークから、
始めたことがあります。
それは、フランスワインを飲みまくること。
これからの自分自身のカレー活動を楽しくするために、
ワインを勉強しなければならない!
と突然、思い立ったからです。
理由は、ふたつあります。
ひとつは、「カレーとアルコールの相性がよくない」と
一般的に言われていること。
本当でしょうか? カレーライスならまだしも、
スパイス料理なら相性のいいアルコールもあるはずです。
もうひとつは、「ワインで煮込むとカレーがうまくなる」と
信じられていること。
本当でしょうか? 本当かもしれません。
「ほぼ日カレー部」でタモリさんが作ったカレーにも
白ワインが使われてました。うまかった。
だとしたら、どんなワインを
どのタイミングでどのように使うと
どういうおいしさがカレーに生まれるのか。
僕は、知りたい。厳密に突き止めたい。
そのためにこの1年間、
フランスワイン以外のアルコールは、
一切口にしない、と決めて生活してきました。
勉強のために収集している
ラベル(エチケット)を数えたら、
250枚ほどありました。年間250本のフランスワイン。
なかなかいいペースかな。お金はかかるのだけれど‥‥。
いつか、“ワインとカレーの幸せな関係”について、
みなさんにお伝えできる日がくればいいなと思ってます。 |
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031
宇治茶漬/女性/42歳 |
父はカレーが好きでした。
自分が子供時代にはりんごとはちみつ入りのカレーが
大流行りしていたのですが、目もくれず
市販の一番辛いカレーの大辛を食べており、
子供もそれを食べるのが当然でした。
(激辛ブームなんてずっと先の話です)
妹は涙目になりながら残していた記憶があります。
その英才教育のおかげで
中国で現地の人に勧められた四川料理を
顔色一つ変えずに食べ、喜ばれるような人に育ちました。
妹は子供が出来たため
父へのお供えが
りんごとはちみつカレーになってしまったのですが、
今度大辛カレーをお供えしてあげようと思います。 |
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あ、うちと環境が似てますね。
僕の父もカレーが昔から好きだったようで、
さらには昭和のオヤジ、亭主関白。
(こんなこと書いたら怒られるかな‥‥)
「甘ったるいカレーなんか、食ってられるか!」
というタイプだったので、
最もスパイシーなカレールウの中辛を
小学校低学年のころから食べさせられてました。
でも辛くて大変だったという記憶はありません。
「りんごとはちみつ‥‥」で有名なルウは、
カレーは辛くて当たり前だった世の中に初めて出た
甘口のルウだったようです。
「家でのカレーの味を決めるのは、父親ではなく母親だ」
というマーケティングを元に
「父親が好きな辛口ではなく、母親が好きな甘口を」
というコンセプトで商品化されたと聞いてます。
が、おそらく、当時の水野家には、
通用しなかったんだろうなぁ。 |
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032
本場のインドカレー食べたい |
本格的にスパイスで作るカレーセットで
カレーを作ったら‥‥
間違って水の量を半分にして
すんごいスパイシーなカレー完成。
本場のは違う! と食べて
2回目を作ろうと水の分量を見たら、
あ! 1回目間違ってた!!
2度目は正確な水の量で作ったら美味しいカレー。
だけど1回目のスパイシーも捨てがたい味だったような‥‥ |
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水の量は、超、重要です!!!
たぶん、これを読んでくださっている
どんな方が想像するよりも重要だと思ってください。
少なすぎてスパイシーになってしまうくらいなら、
それはそれで個性的な味を楽しめると思いますが、
逆に水を多く入れすぎてしまったら
残念な結果が待ってます。
レシピを参考にしながら作ったのに、
なんか味が足りない、と思うことありませんか?
たいていの場合、出来上がりのカレーは、
レシピ写真とは違う見た目になっていると思います。
おおざっぱに言えば、
カレーは水分を抜けば抜いただけ味が強まります。
水を入れすぎない。炒めて脱水、煮詰めて脱水。
使う鍋の素材や底面積、火加減によっても味が変わります。
加熱による水分コントロールが
おいしいカレーづくりの秘訣。
とっても重要なことですが、
この場では語りきれないのが、くやしいです‥‥。 |
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033
まやねぇ/女性/34歳 |
私が妊娠してつわりで苦しんでいた頃の話です。
食事もまともに作ることができなかったため、
夫にカレーを作ってもらったんです。
(一時期、私が唯一口にできた食事がカレーでした)
ただ、夫は中学以来包丁も握ったことのない人。
市販のカレールーの裏に書いてある手順だけでは作れないと
野菜の切り方のメモを要求。
仕方なくジャガイモは6等分とか、
ニンジンは皮を剥いてひと口大にとか
細かく書いてあげました。
が、その日のジャガイモは
小ぶり&男爵を買ってきたようで、
出来上がったカレーはドロドロを通り越して
モソモソしてました。
それ以来、すっかり料理を作ることを諦め、
私の作る料理に一切文句を出さなくなりました‥‥。 |
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いいですね、「じゃがいもは6等分」って。
手取り足取りな感じが微笑ましいです。
男爵いもは溶けるのが早いですからね。
「じゃがいもはメークイン」
もメモに書いておかなくちゃいけませんでしたね。
ついでに、
「にんじんは、縦半分に切ってから乱切り」
「玉ねぎは繊維に平行にくし型切り」
「肉には塩、こしょう」
「カレールウを溶かす前には必ず火を止める」
「かくし味にしょう油3滴」
しまいにはキレられますね。
「自分で作れ!」と。 |
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034
ゆり |
小学校の頃、日曜日の夜が大嫌いでした。
いま思えば、おそらく学校に行きたくなくて
(いじめられていたから)
でもそんなことが許されないとわかっていて言い出せなくて
ずっと体調を崩しがちだったのだと思います。
日曜日の夕飯はカレーが多かったです。
共働きで忙しかった両親が、おそらく
「子供と一緒にごはんを作って食べたい」
と思って作られた習慣のように思えます。
食べきれるまで、真っ暗な台所で
じっとカレーとみつめあって
ひとりで過ごす時間が苦痛でした。
おとなになるまで、カレーが食べられませんでした。
今でも自分が作ったカレーしか食べられません。
お店で食べたことはないけど、
そういえばいつの間にか自分でカレーを作って
食べていたことに気づきました。
いつか、平気になるのかな? |
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嫌な思い出と味というのは、
ずっと寄り添って歩み続ける宿命にあるんでしょうか。
日曜がカレー曜日だったことが恨めしいですね。
僕も中学時代、日曜の夜が憂鬱でした。
小学校低学年からずっと剣道をやっていたのですが、
中学に入ると部活や道場の練習のほかに毎週日曜の夜に
「日曜稽古」と呼ばれていた特別な練習があったんです。
それがきつくてきつくて、先生が怖くて怖くて‥‥。
よく練習が始まる直前に道場のトイレで吐いてました。
ただ、運よく(?)、
我が家は日曜にカレーを食べる習慣がなく、
だから、いまもこうしてカリ~番長をしてられるのかも。
嫌な思い出と同様、楽しかったり嬉しかったりする思い出も
そのときに食べたものの
味の記憶とずっと連れ添うものです。
だから、カレーのある幸せな時間を体験したら、
きっと平気になるんじゃないかと思いますよ。
グッドラック! |
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035
ペンネームなし |
わたしは中学生の頃
「1週間に2回もカレーが夕食になるのは主婦怠慢や」と、
母に抗議した。
母は、いま老いて食事を作れなくなっている。
最近気がついたことだが、
父は母以外のカレーを食べない。
もっともっと作ってもらえばよかった、、、。 |
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しみじみといい話ですねぇ。
でも、ぐずぐずしていてはいけません!
今すぐお母さんからカレーのレシピを教わってください!
そして、お父さんに作ってあげる。
僕は、最近、思います。
おふくろカレーって、
希少で貴重な存在なんじゃないかと。
だから、
「おふくろカレー永久保存委員会」でも立ち上げようかと。
「おふくろカレーレシピ本」でも作ろうかと。
「おふくろカレー食べ比べイベント」でもしようかと。
いつか、やります。
それにしても中学女子って恐るべしですね。
「主婦の怠慢や!」とは‥‥。
いろんな思い出をありがとうございました。
では、また次回。
みなさんの“カレーの思い出”をお待ちしています! |
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2013-05-03-FRI |
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