オープン1周年を迎えたアッキィさんのお店
「デイリー・フレッシュ・ストア」。
前回ご紹介したとおり、
「パンのためのトートバッグ」の新色や
エコバッグ「ハーフ&ハーフ」など
かなりのリリースラッシュなのですが、
ここにきて、さらに新作があるとか。
こっそり教えてもらっちゃいました。
うわ、このバッグ、ずいぶんおもしろい形してますねぇ。
アッキィさん、これはいったい?
「じつは、これはスタイリストである伊賀大介くんとの
コラボレーションで作ったバッグなんですよ。
別件でいっしょに仕事をしてて、
うちの事務所に来たときに
ちょっとなんかやらない? って感じで誘ったんです」
ほぉほぉ。
伊賀さんといえばアッキィさんとも親交が深い
有名なスタイリストさんですもの。
で、実現したのがこのバッグなんですね。
にしてもこの形、独特ですよね。
「そう、この持ち手がポイントで、
結び目をぎりぎりにすれば、
斜めがけできるショルダーバッグになります」
▲斜めがけショルダーバッグスタイル
「で、もう少し短く残して結べば、
肩掛けのショルダーバッグに」
▲肩掛けショルダーバッグスタイル
「さらに短く残して結べば、
手持ちのバッグになるわけです」
▲手持ちバッグスタイル
持ち手の長さを調節することで、ひとつのバッグを
いろいろなスタイルに変えられるわけですね。
いいじゃないですか、とってもかわいらしい。
「もちろん、ほぼ日手帳がスッポリ入る
ポケットもついてます」
▲ポケットもあります。
あ、ほんとだ。
ありがとうございますありがとうございます。
「しかもこれ、裏返しても使える
リバーシブルなんですよ」
▲黄色の裏地が表側に。
あぁ、緑だったのが黄色に!
ってことは、さらにもう1種類別の色で
スタイルを変えつつ楽しめる、ってことですね。
便利なうえに使ってて楽しい感じがします。
このアイデアはどちらのアイデアなんですか?
「伊賀くんが、ざっくりモノを入れられて、
使い勝手のよいバッグを作りたいと言っていて、
こんな形になりました。
で、形が決まったんなら、じゃあ次は生地だ、
というわけでふたりで生地探しに行ったんです」
ふたりで生地探しですか。
どのあたりに行かれたんです?
中国? それともヨーロッパ?
「いえ、日暮里です」
日暮里‥‥またずいぶんと近場ですね。
なんかこうもっと大きな何かを想像しちゃいましたよ。
「日暮里にはおもしろくて、
安価でいい生地を売っている
生地屋がたくさんあるんです。
あ、生地探しのときの写真ありますよ。
これです」
あ、伊賀さんだ。
この後ろのお店は肉屋ですね。
まさか、この店、表向きは肉屋の体裁をしつつも、
裏ではさまざまな生地を扱う、
知る人ぞ知る名店なのでは?!
「あ、これは伊賀くんお気に入りのハムカツ屋さん」
‥‥。
お気に入りのハムカツ屋があるくらい
伊賀さんは日暮里に行ってるってことですね。
アッキィさんと伊賀さん、
生地を探して歩いてますねぇ。
このおふたりが日暮里の街を練り歩く。
なんか不思議な感じがします。
いろいろ議論を重ねつつ生地を選んでるみたいですよ。
しかし生地屋さんっていうのは、
生地がたくさんありますねぇ。
あたりまえですが。
「この店は人気のある店で、
服飾系の学生から主婦まで
いろんな人がいましたね」
で、お買いあげ〜。
この水玉模様の生地がバッグになるんですね。
どんな感じに仕上がるのか楽しみ〜。
「これは、後日事務所に戻って、ステッチの色や
バッグのネーミングを考えています。
そして、決まったネーミングは‥‥」
決まったネーミングは‥‥。
「イブクロ(仮)」
イ、イブクロ?
あぁ! 伊賀さんの袋だからイブクロ!
「まだ仮称なんですけどね。
伊賀くんの袋でもあり、
どんどん入れられる様は胃袋みたい、
っていう意味もあります」
なるほど。
で、これって発売予定とお値段のほうは?
「一応、6月を予定してます。
値段のほうはまだ未定です。
買いやすい値段設定にする努力をしているんですが、
なにぶん少数生産なので厳しい部分もあります。
ですが、街で売っているバッグと
同じくらいにはしたいと考えてます」
6月ですか、もうすぐですね。
もう少し詳しいことが決まったら、
このページでお知らせします。
「じゃあ、それに合わせて
伊賀くんも呼んでなんかしましょうか」
あぁ、いいですねぇ。
ぜひお願いしたいです。
というわけで、次回は
イブクロ(仮)の詳細とともに
アッキィさんと伊賀さんによる何かが?
こうご期待!
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