いま、TOBICHIで開催している
仲條正義さんの作品集出版記念展
「日常の中にある仲條正義のデザイン」は、
お店番をしながら、つい展示に見入ってしまった!
ということがよくおこるほど、
わたしたちを惹きつける力があります。
仲條さんの作品が放つエネルギーを
全身に浴びたスタッフたちからの、
思いあふれるおすすめ文をお読みください。
- あやな
- 会場に入ってまず目に入る、個性豊かな作品たち。
タイトルと見比べると、作品の示す意味が
一段とはっきりしてきて、ワクワクします!
そんな中、わたしが特に驚いたのは、
見覚えのあるデザインがいくつもあったことでした。
美術館や商業施設のロゴマークは、
これまで訪れるたびに「素敵だなぁ、かっこいいなぁ…」
と感じていたものばかり。
「日常の中にある仲條正義のデザイン」というタイトル通り、
わたしも知らず知らずのうちに
仲條さんの作品に心惹かれていたのだ!
と答え合わせができたような感覚になり、
とても嬉しく思いました。
そんな作品のラフスケッチをじっくりと見られるのも、
この展示の魅力の一つです。
そして、資生堂パーラーのお菓子たち。
何時間見ていても飽きません(ほんとうに)!
お客さまの中には、
「お菓子を食べ終えた後に缶をどう使うか」
真剣に悩まれている方も。
パッケージをひと目見て
「かわいい! ぜんぶ欲しい!」と思わず口にしてしまう。
それこそが「デザイン」の持つ力なのか・・
という大きな気づきとともに、
手土産選びの時間はまだまだ続きます。
- わかば
- 資生堂パーラーの箱や、雑誌『暮しの手帖』の表紙。
そんな心象風景のひとつにもなっているデザインに、
改めて目を向けると、仲條さんの斬新なアイデアに驚かされます。
私が好きなのは、資生堂パーラー銀座本店の箱の側面。
絶妙なフォントの日本語が書かれています。
シンプルでデザインの幅がひろがるアルファベットよりも、
日本語の文字でおしゃれに表現することは難しいのではないか、
と思うのですが、さすが、見事に仕上げておられます。
仲條さんの膨大な作品数にも圧倒されてしまいました。
- ちかこ
- オシャレだなー、カッコいいなー、
と思っていた美術館のロゴ、ショップのロゴ、
高校時代に読んだ本の装丁も・・。
あれも! これも!? いつも目にしている
身近なデザインが仲條さんのものだった、
ということに驚かされています。
まさに、私たちの日常の中に、
仲條さんのデザインはなくてはならないものだったのですね。
中身の良さを伝える、その入り口とも言える
パッケージやロゴ、表紙のデザインの果たす
役割はとても大きいものですね。
この展示を通して、仲條さんの
人を惹きつける力の大きさに静かに感動しています。
資生堂パーラーのオシャレなお菓子達も必見です。
私は銀座本店限定の、千鳥格子が使われている
オシャレで品の良いデザインにくらっときています。
次は何を買おうかな。
- のんたん
- 線、図形、文字、模様、色など要素を一つ一つ分解すると
すごくシンプルなそのデザインに、どうしても惹かれてしまうのは、
緻密な計算と遊び心が存分に発揮されているからではないかと思います。
仲條さんの作品は、どれも見ていて心地が良くて、
どこかとてもワクワクします。
- なな
- いままで仲條さんの作品と知らずに接してきた、
作品の数々に驚きました。
街で見かけるロゴや暮しの手帖の表紙、花椿、
そして資生堂パーラーのパッケージ!
お客さまと、パッケージについて、
食べ終わってから何を入れようか、たのしみですね!
と、わくわくをいっしょに味わえる、うれしい展示です。
また、仲條さんの手描きのラフスケッチも見どころです。
デザインが生まれる過程も、ぜひお見逃しなく!
春のTOBICHIで、お待ちしています!