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今日夫と出かけようとして
マンションの
エレベータのボタンを押して
上がってくるのを待っていたら
前に立っている夫の脇に
ビデオのリモコンが挟まっていました。
「なぜ、リモコン挟んでいるの?」
と聞いたら
本人もビックリしていました。
いつも出かけにタバコを
胸ポケットに入れていますが
横に置いてあったリモコンを
ついつい挟んでしまったようです。
(桂子) |
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車に乗って発進しようとしたとき、
シートベルトを締めたはずなのに
警告の赤いランプがついていて、
なぜだろう? と思ってよく見たら、
助手席のところに差し込んでました。
(ハヤシライス) |
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今朝したまつがいです。
歯を磨いて洗顔した後、
髪をセットしようと思いました。
ワックスを髪につけたところ、
あっという間に前髪がまっしろ。
‥‥歯みがきのチューブを
手にとっていたようです。
時間がないのに今日も朝シャン。
先週洗顔フォームでまつがったから
固形せっけんに変えたのに。
今度は何にかえればよいのでしょうか。
(とっぺんぱらりのぷう) |
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眠い時に一生懸命とる
ノートの話で思い出しました。
塾で、わたしは頭が
ぐわんぐわん揺れるほど眠いのに
(ほとんど寝ている)、
必死にノートをとっていました。
ある日、そのノートを見直していたら
みみずがはったような弱い字で
「あたしはタイガー」
と書いてありました。
何かが乗り移っていたんでしょうか。
授業は確か数学でした。
(いまや持ちネタ) |
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自動車運転免許を取ったばかりの頃、
ガソリン・スタンドで。
「軽油満タンにしてください」
と言う私に
店員さんはびっくりして言いました。
「これ、ディーゼル車なんですか?」
私が乗っていたのは軽自動車。
軽油の「軽」って
「軽自動車専用」の「軽」だと
信じていたんです。
(今ではセルフ給油もバッチリ) |
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向こうからどこかで見た人が、
と挨拶しかけると鏡に映った自分だった、
というかたの話で思い出しました。
私はとある百貨店で
エレベータを待っていました。
私の右手には手持ち無沙汰に
エレベータ待つ人数人。
左手には大きな鏡があったので、
ふと寝癖が気になった私は
そちらに体を向け、髪に手をやり、
そして‥‥死ぬほど驚きました。
何と鏡の中の私は
正面を向いた姿勢のままだったのです!
恐怖に息をのみ、腰が抜けそうになって
その場でよろけてから気づきました。
鏡だとばかり思っていたのは、
防火扉の枠。
その向こう側にも
もう1基エレベータがあり、
たまたまこちら側と似たような配置で
待つ人々がいただけだったのです。
私は突如忘れ物に
気づいた人の振りをして
オーバーアクションを誤魔化すと
早々とその場を去りました。
(メイリンパパ) |
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うちのせがれは双子。
まだ小学生だった頃です。
楽しみにしていた
サマーキャンプの前日に
一人が熱を出して居残りになりました。
熱は次の日に下がって、
つまらなそうにしているので
買い物に連れて出ました。
靴屋さんで新しい靴を
買おうということになって、
あれやこれや選んでいました。すると
「なんだあ、帰ってきたのかあ」と
突然うれしそうな居残りせがれの声。
彼は靴屋さんの全身鏡に映った
自分に話しかけていたのです。
自分でもまつがえるんだ!
と納得した瞬間でした。
まつがいに気付いた彼は、
恥ずかしいのと口惜しいので
ふてくされてしまい
笑いをひっこめるのに苦労しました。
(思い出した母) |
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和紙にくるまれた
ちょっと高級な即席汁粉
(最中の皮に粉末のあんこや
あられが入っていて、
椀に入れ熱湯を注ぐと
お汁粉ができるもの)を
そのままお客様にお出しした母。
お客様はむせたりこぼしたりしながら
食べにくそうに召し上がっていました。
それを兄に言うと、兄いわく、
「いいんだ、俺がこの間
あの人の家に行ったとき、
カルピスを原液で出されたから」。
(母は仕返ししたわけではない) |
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今年の春に結婚しましたが、
仕事の都合により私は北海道、
夫は千葉に住んでいます。
そして私の実家は神奈川。
7月に関東で地震があった日、
職場から被害確認のための
電話がありました。
「○○さんのご家族、千葉でしたよね。
大丈夫でしたか?」
「私の家族は神奈川ですけど‥‥」
「え、あ、あぁ、はい、そうですか」
と、相手はなんだか
納得しないまま電話を切りました。
なんで神奈川が千葉になったのか、
考えること数秒。
‥‥そう、私はキレイさっぱり
夫の存在を忘れていたのです。
てっきり、
家族って両親のことだとばかり‥‥。
あまりにもかわいそうなので、
夫にはこのことは黙ってます。
(くまっこ) |
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入社2年目、まだピチピチの
ヒヨッコOLだった私のまつがいです。
私のいた部屋は副社長室もかねており、
パーテーションの向こうには
副社長がいらっしゃいました。
会議があり、
部屋には誰もいなくなったある日の午後。
気さくで評判の支店長が
ひょこっとドアから顔を出しました。
親指をたて、声を出さずに
「いる? いる?」と口をパクパク。
意味がわからずポカンとする私。
なおも支店長は
ジェスチャーを繰り返しています。
しばらく考え、はたと気づき答える私。
「えー。私、彼氏はいません」
たまらず声に出す支店長。
「副社長いらっしゃるかな?」
ギャー! 恥ずかしー!!
(ゆきこ) |
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娘さんにお箸の入ってない
「箸ケース」を届けて
へこんだお母さんが
いらっしゃいましたが、
私は中学生の息子のお弁当に
「ふりかけ」を付けるのをわすれて
よく息子に叱られてました。
ある日、お弁当を洗おうとしたら、
使ってない「ふりかけ」があるので、
「せっかくつけたのに、
使ってへんやんか」
と文句を言ったら、
「今日はご飯が入ってなかった」
と言われました。
(2階建て弁当箱) |