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先日、息子家族が来てくれて 一緒に過ごすことができました。 3人の息子たちは料理をするのが好きで いろいろと作ってくれますので その料理から教わることも増えてきました。 彼らの作る料理を口に運ぶと、 その時に住んでいる国の食や 彼らの今の生活状況が わずかなりともわかる感じもしますし、 その土地への馴染みも伝わってきます。 私と言えば息子たちが帰って来るとまず 「バッバのブロード」を作り、 彼らの旅の疲れをねぎらいます。 そして彼らの好きな物を作りますが、 今回息子が最後に 「今回のお料理の一番はフレニャッチィアだった」 と言われました。 フレニャッチィアは以前にも書きましたが、 リエティで初めてバッバから習ったパスタです。 ごくシンプルな味付けの このパスタを美味しいと言ってくれる息子を見て、 バッバの味が我が家の味になっていること、 そしてその継承とその料理だけではなく きっと自分の体の中に入っているバッバを 感じ取ってくれているのだと、 とてもうれしく思いました。 さて、フレニャッチィアは、 レシピ3とレシピ369でもご紹介しましたが 今回はトマトソース味の バッバのオリジナルフレニャッチィアを しっかりとご紹介しますね。 冬には夏に作ったトマトソースで 夏には熟しているトマトを使い あまり煮込まないソースです。 もうすぐバレンタインデーですし、 体に染み込んでいる愛を感じる料理を作って 二人でいただいても素敵ですね。 生パスタがなければ乾燥パスタで。 自家製トマトソースがなければ、 トマトソースか熟したトマトで ぜひお試し下さいね。
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