もくじ
第1回おしゃれは、贅沢? 2016-11-08-Tue
第2回おしゃれは、意思表示。 2016-11-08-Tue
第3回おしゃれは、生きかた。 2016-11-08-Tue

東京に住む、
大学2年生。
北海道の田舎の
出身です。
初心者なりに、
書きつづけます。

「おしゃれ」を考える。

「おしゃれ」を考える。

担当・うらひ

テーマは「わたしの好きなもの」。
好きなものと言われてあたまに浮かんだのが、
「おしゃれ」
でした。でも、じぶんがおしゃれでもないのに
おしゃれが好きなんて言うのははずかしい気がして、
いろいろ考えたけれど、
やっぱり戻ってきちゃいました。
「おしゃれ」って、考えれば考えるほど奥が深いです。
うーん、「好き」というよりは「憧れ」に近いのかも。
先人たちの言葉を借りながら考えた、
わたしなりのおしゃれについてです。
もしよかったら、みなさんの思う「おしゃれ」を
教えてくださいね。

第1回 おしゃれは、贅沢?

あなたの周りにおしゃれなひとはいますか?
大学の先輩だったり、
毎朝駅のホームで見かけるオジサマだったり、
じぶんのおばあちゃんだったり。
みんなそれぞれ違うのに、どうしてみんな
おしゃれなんだろう、共通点ってなんだろう。
考えてみたけれど、「おしゃれ」って、
余裕とこだわりの表れなんだと思うんです。

おしゃれをするって贅沢なことで、
生きる上で必須ではないって思われるかも
しれないけど。
余裕なんか見せてないで必死にがんばれって
思うかもしれないけど。
余裕って、生活の中に必要だと思います。
だって、いつもいっぱいいっぱいじゃ、
だめになっちゃうから。
なにより、余裕があるひとってすごくかっこいい。
だからたしかに贅沢なんだとしても、
その余裕でおしゃれをするのはいけないことではないはず。

とっても有名なブランド『シャネル』をつくった
ココ・シャネルは、贅沢についてこう言っています。

 ”I love luxury.
 And luxury lies not inrichness and ornateness
but in the absence of vulgarity.
 Vulgarity is the ugliest word in our language.
  I stay in the game to fight it.”
(私は贅沢が大好きです。贅沢とは、
お金を持っていることや、
けばけばしく飾り立てることではなく、
下品でないことをいうのです。
下品こそ、もっともみにくい言葉です。
私はこれと闘う仕事をしています)

わたしが思うおしゃれって、シャネルが言うように、
贅沢だとしても飾り立てるものじゃなくて、
上品であるってこと。
洗練されていること。
たとえばスティーブ・ジョブズの
黒いタートルネックにジーンズ、
っていうスタイルも立派なおしゃれだと思う。
まあ、ノームコアっていう
流行のもとになったくらいですしね。
(イッセイミヤケとリーバイスっていう、
いわゆるブランドものっていう点で
やっぱり贅沢ではあるけれど。)

お金を使って飾り立てる「贅沢」ではなくて、
時間とか余裕を持つっていう「贅沢」は、
すてきなひとになるために、必要だと思います。
おしゃれってある意味スタイルとか、スタンスとか、
そういう話でもあるような。
だから、とっても重要だと思うのです。

(つづきます)

第2回 おしゃれは、意思表示。