僕は大阪から東京に出てきて
少しの間、人と距離を置いている時期がありました。
緊張もしていたし、カッコつけてつけていた事もあります。
新しいコミュニティに表面上はなじんでいるのだけれど、
自分の事をさらけ出すことはしていない。
そんな事をつづけていると心が苦しくなってきました。
大学の帰り道、ちょうど黄昏時に自転車に乗って帰っていると
ふと自然に涙が流れてきました。
自分の心を閉ざしていると、
そこにいてもそこにいない。
黄昏時は僕に寂しさを教えてくれました。
時間がながれ、心を開いて人と付き合うことができるようになり
友人と駅までの帰り道を黄昏時に帰っているとふと
「幸せだなぁ」と思いました。
黄昏時は幸せと寂しさが交じり合う時間。
そんな事をかんがえていると
改めて、好きな人たちといる時間を
大切にしたいなと思います。
そして人は人と一緒に暮らしているのだなと。
幸せと寂しさを教えてくれた黄昏時に
感謝をしながら、毎日を生きていきたいと思います。