
母と話す、こどものこと。
担当・あき
「やさしくね、やさしくね。
やさしいことは、強いこと。」
そう言って私を育ててくれた母は、
約10年前に一念発起、臨床心理士となりました。
今は、助けが必要なこどもたちや保護者の方の
心のサポートをしています。
その娘である私は、今年で25歳。
私自身に予定こそないものの、
周囲にはそろそろ結婚・出産報告が増えてきました。
いつの間にか、私もいつ母親になっても
おかしくない歳になっていたのです。
母が見てきたこどもは、
いったいどんなふうだったのでしょう。
親になる前にできることは何なのでしょう。
いろいろなこどもたちと接してきた母と、
「こども」についてお話した内容をまとめてみました。
ここには批判をしたいという気持ちはありません。
また、きっとこれが
唯一の正解というわけでもないでしょう。
ただ少し、何かを思いながら
お話を聞いていただけると嬉しく思います。