映画は「予告編」こそ面白い。
担当・花輪えみ
映画における「予告編」。
たった数分の映像は、もちろん「本編」という作品の
宣伝のために存在しています。
私の友人に、映画館の本編前予告編上映を
煩わしく思う人がいます。
レンタルしたDVDを見ようとした時に、
この予告編を早送りする友人もいます。
とても、とても、もったいないと思っていました。
映画は「予告編」が面白いのに。
劇場に多くの観客を運ぶための広告であると同時に、
「本編」から独立した、一つの作品でもあります。
だからこそ、映画の「予告編」は
魅力がたっぷり詰まった、不思議な存在なのです。
映画は「予告編」こそ、面白い。
そう感じてならない私の、全力の他己アピールです。
魅力を少しでもお伝えできれば嬉しいです。
※本文中、紹介する「予告編」に関する本編の
盛大なネタバレがあります。
ネタバレの前に作品名はきちんと明示いたします。
少しでもその作品を見る可能性のある方はご注意ください。