前川さんと糸井を乗せて人吉駅に到着しました。
夕暮れの山並みが遠くに見え、豊かな川が流れる、
熊本県最南端の街です。
駅では、宿の女将さんなど、
地元の方がたくさん
お出迎えをしてくださいました。
(お出迎えは不定期に行われているそうです)
そしてふたりは、
人吉名物のうなぎのお店
「上村」さんに足を運びました。
歌手の前川清さんがデビュー50周年となるこの年、
ほぼ日刊イトイ新聞は創刊20周年を迎えます。
お互いの「50」と「20」を祝い、
6月10日に記念コンサートを開くことにしました。
前川清さんは、ステージでまっすぐ立ち、
卓越した表現力で歌唱する方です。
ご本人は「歌は好きではない、うまくない」と
おっしゃるのですが、
50年間ずっと歌の世界を走ってこられたこと、
また、前川さんを尊敬する音楽家が多いことには
理由があると思います。
前川さんの地元である九州を列車で旅しながら、
糸井重里と、髙田明さん、唐池恒二さんが話します。
この連載を読んで前川さんの歌を生で聴いてみたくなったら、
ぜひ6月のコンサートにお越しください。
この旅のルートを組んでくださったのは、
九州旅客鉄道株式会社(JR九州)さんです。
そしてふたりは、
人吉名物のうなぎのお店
「上村」さんに足を運びました。