メキシコのオアハカ州の
シティー旧市街地を歩いています。
ちょっとおしゃれで近代的な建物がありました。






 
ここは?
建物の外壁横に祭壇が並んでいます。
近づいて見ていと、中庭のような場所には
蝋燭とお花がディスプレイされています。

夜は素敵な空間になりそうー!

ごぶさた!
 

こんにちは、
私は、スソさんのカバンのなかに潜む、
アニマリート、
ヤギのパンチョです。
いつものミミズク土偶の
ミミケンに代わりまして、
解説のような、なんでもないようなことを
ここでぶつぶつ書いているのです。

ちなみに、パンチョは割れ物ではないですが、
尖ったものが苦手です。
縫い目がやぶれてワタが出ちゃうから。









 
建物の中へ
公共の建物のような雰囲気。
入ってみましょう。

エントランスの壁に
野球をしているガイコツのディスプレイが!


祭壇の写真も野球のユニフォーム姿…
有名な選手なんでしょうかね?
SPの意味は…?

野球!
 

SPの意味……。
パンチョにもわからないなあ。
そうそう、
メキシコは野球がさかんな国の一つですよ。
プロリーグもあります。
過去には、日本人選手もいたそうな。
マック鈴木さんって覚えてますか?





 
おや?
さらに入ってみると
天井から布がぶら下がっています。

わー素敵なタペストリー!






 
すごい!
大きな丸いものは、
テーブルクロスですね。

横のモニターに、
作っている女性達がしきりと
何か説明している様子が
写しだされています。

「これは、やぎよー」とか
「これは、畑を耕す牛と男ー」
とか言っているのでしょうかね。

言葉はわからいけど
 

パンチョはメキシコ生まれだけど
スペイン語は忘れてしまったので、
スソさんに解説が出来ませんでした。
でも、どこの博物館などでも
こういうビデオっていいですよね。
パンチョは、
「とりあえず一周みる」というのが
スキです。







 
さらに
吸い込まれるように奥へ。

これは「陸と海」かなー

次のは「海のいきもの1979」
えーと28年前のものですかね。

これは「ザ・ジグザグ模様」いや違うなー。
「海」かな。

いいなあ。
 

スソさん、どの柄もとてもいいですね。
こういう布にくるまって
うたた寝をしたいところです。







 
さらに
部屋の奥へ奥へと
作品は続きます。

タペストリーの横棒が
自然に曲がったままの木というのが
なんだかいい感じですね~

ミシンステッチの服もあります。
植物の模様かな~。

帽子のモチーフにどうですか?
 

スソさんの本業は帽子作家さんです。
こういう布地をスソさんが凝視するのには
理由がありますね。
きっとどこかでひょっこり
スソさんの作る帽子のモチーフになったり
するのかな?











 
おや?
この部屋は突然に、遺跡の部屋!
わーい、いきなり古墳部だ!

古代遺跡の出土品なんでしょうーか?
しかーし
なんのことか、さっぱりわかりません。

顔は苦しそうだし、
ちょっとコワイよ!

とにかく写真に撮っておいて
あとでスペイン語がわかる人に教えてもらおう!

やた!
 

おお! 遺跡来た!
メキシコ編をここで掲載している意味が!
おおよそ、オアハカ周辺で出土した
遺物なのだろうなあと地図をみておもう
パンチョでした。
どなたか、なにが書いてあるか
わかる方はいらっしゃいますか〜〜??











 
再び
またタペストリーの部屋になりました。

それにしても
なんて繊細な織りでしょうー!

メキシコの手工芸は
もっと粗くて素朴なイメージで
こんな繊細な織りの手仕事があるって
全然知りませんでしたよ!

ごめん、誤解してたのね!






 
おおおー!
透けてるーーなんという糸の細さ!

裏も表もなく完成度が高いわー

これは最高峰だねーー!

なんてこったーー!!

もりあがるスソさん
 

繊細なタペストリーをみて
おおいに盛り上がるスソさん。
メキシコは素朴系の手工業ももちろんあるけど
本気をだすとすごいのだ、
と、かつて「ほぼ日」の乗組員だった
メキシコ人、
が申しておりました。



 
床に穴が
次の部屋は下を覗き込むようになっていて
石垣と壷があります。

おっ! また古墳部だ!

これは、住居の跡と考えられる。

日本で言うところの竪穴式住居では?

メキシコは石積み住居なのか?

この建物の下に、
まさに遺跡があったということかも。

日本でもよくみる光景。
 

ミミケンがレポートしているときに
よくみる光景ですね。
古代の住居の跡を再現。
ああ、人間の営みは
どこでもいっしょなのです。
きっと、ヤギだって一緒です。





 
解説
次は最後の部屋かな?

織りの方法が図解されています。
これって、
日本の手織りの方法とまったく同じだよね!

模様の意味も解説。

PERRO ペロ? もしかして…犬?
真ん中の巻き尾は柴犬みたいだぞ!



はい。犬です。
 

PERROはスペイン語で犬ですー。
pájaroは鳥。
あとはちょっと文字が読めませんね。
翻訳はgoogle先生にお願いしました。





 
回廊
はー思いがけず良いもの見れたね!
長椅子でちょっと休憩しましょうー

ここは、テキスタイル博物館だったのかも
しれないね。
無料で観ることができてラッキー!

対面には図書館風の部屋と
マックを使って働く風な人が
(あまり熱心に働いている様子ではない)
見えました。

古い建物と近代建築がいい感じに融合しています。


おそらく。
 

おそらくスソさんが迷い込んだのは
「Museo Textil de Oaxaca」 ではないかと
思われます。
あとで調べてみると、
無料で公開されている小さな博物館とのことですよ。
オアハカに旅行に行く人はぜひチェックを。

そして、次回はおまちかねの
市場巡り!
(って、遺跡と古墳は……。)


 
2017-06-04-SUN
 
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