メキシコで地震に起きて オアハカ州にも甚大な被害がありましたので しばらくメキシコ編をお休みさせていただき 現在、石川県の奥能登の珠洲市全域で行なわれている 国際芸術祭への旅を 数回にわけてご紹介いたします。 *珠洲市には横穴墓(おうけつぼ・ほこあなぼ)が 数多くあるんです! それを見に行ったときのことはまた別の機会に!!
さて、今回のシリーズ、 スソさんのかばんのなかにいるのは、 ヤギではなく 土人形の方でございます。 ミミズク土偶の健太郎、 通り名を「ミミケン」ともうします。 ここはスソさんの出身地石川県です。
やはり日本海の海は 激しいのでございますね。 でも、この海には おいしいお魚などが泳いでいると思うと ミミケンは出ないヨダレが出る思い出ございます。
真壁さんは、1971年生まれ、 金沢出身の画家さんです。 壁画の手法を使ったプロジェクトや キャンバスペインティングを製作。 代表作は、 2015 「叙景」ベイスギャラリー (東京) 2014 「Hazing Kyoto」星空間(北京、中国) 2012 「SUSTAINABILITY」 Triumph Gallery(モスクワ、ロシア) 2012 「イチハナリ アートプロジェクト」(沖縄) などですよ。 現在も金沢にお住まいです。
海と畑の美しいコントラスト。 ミミケンには具体的に肺はございませんが 潮風の気配を胸いっぱいに 吸い込んでおります。
1972年大阪生まれ。 展示空間に糸を張り巡らせるインスタレーションや 様々なマテリアルを使って、 規模の大きな作品を製作し続けています。 これまで日本、欧米、中東、 オセアニア、そしてアジア諸国など、 約200の展覧会で紹介されている 国際的なアーティストです。 現在はベルリンに在住だそうです。
このあたりの海岸線では 塩が古くから作られていたんです。 たしか弥生時代には 始まっていたのではないかなー。 で、塩を作るのには砂が必要で、 その砂を運んだ舟を 砂取舟って言うそうです。 資料も展示されていました。 塩田(しおた)さんと 塩田(えんでん)って!! 駄洒落??
静岡の登呂遺跡で 米作りに参加したことがあるスソさん。 そのもようは、このページの 「登呂遺跡編」を御覧くださいませ〜。
のどかな中に小屋があるようにみえますが 日本海というとついつい冬の この現場の様子を想像して、 なにかが身にしみるミミケンです。
村尾さんは大学時代に フレスコ画に出会い、 日本の左官技術と融合させた 作品を発表しつづけておられます。 一般向けにも、 左官材料(土、藁、石灰など)を使った ワークショップなども開催しています。 興味がある方は検索を!
よしだぎょうこさんは、1970年名古屋生まれ。 大学では日本画を学んでおられます。 「日本の絵画」を一貫したテーマとして 絵画、インスタレーション作品を 制作し続けています。 KINOURA MEETINGとは 木ノ浦湾「海上のさいはて茶屋」 プロジェクトチームの名称です。 美術家、工芸家、経済学者、哲学者、 ファッションデザイナー、 炭焼き師、茶人など様々な人々が参加。
Allora & Calzadillaと書きます。 男性と女性の二人組のアーティスト。 一つの対象を 徹底的に調査し、解釈し アプローチをすることで 国際的に注目されています。 映像・音・彫刻・ パフォーマンスなど さまざまなメディアで作品化します。
ガクーっときますが。
遠くの地にきて お店が定休日だったときの悲しみたるや。 「もしかしたら、 もう二度とこれないかもしれないのに」 と思って、絶望をいたします。 それもまた思い出である、 と立ち直るのが大人(土偶)でもあります。
太平洋から向こうを望んでも 陸地はずいぶん遠いですが、 日本海からは外国がずいぶん近いですね。 昔から人は行ったり来たりしてたんだろうなあと ミミケンはいつも思います。