作品の鑑賞時間は9時半から17時までですが、 一部の作品は夜間21時まで鑑賞可能になっています。 わたしたちはぎりぎり20時54分に 大慌てで車に乗りこんで出発しました! ※メキシコで地震が起きて オアハカ州にも甚大な被害がありましたので しばらくメキシコ編をお休みさせていただきます。
さてさて、奥能登国際芸術祭のレポートの 第三弾です。 申し遅れましたが、 わたくしはスソさんのカバンのなかから さまざまなことを小さな声でさけぶ土人形 ミミズク土偶の健太郎でございます。 さて、アデル・アブデスメッドさん。 アルジェリア出身の方。 映像作品を中心に活躍中です。 国際的な注目をあつめる展覧会で 物議をかもす作品を発表してきました。 代表作に『リアルタイム(2003)』、 『Décor (2011-2012)』などだそうですよ。
さて、ミミケンらしい解説項目です。 藻類の一種の「珪藻」と よばれるもののカラの化石の堆積物です。 主成分は二酸化ケイ素。 カラには小さい穴が たくさん空いているため、 大きさのわりに軽いという特徴があります。 耐火性と断熱性にすぐれているので 建材や保温材につかわれることが多くあります。 日本での有名な使いみちは七輪ですね。 ああ、七輪でやいたサンマの香りなど‥‥。
中国江西吉安市生まれ。 陶磁器の産地として有名な 景徳鎮で仕事を始め、 景徳鎮陶磁学院で学びました。 卒業後は陶磁器を用いた作品を発表。 モスクワ・ビエンナーレ2007、 シドニービエンナーレ2010、 光州ビエンナーレ2012などに 作品を発表。 国際的に活躍する中国を代表する アーチストのお一人です。 十和田市現代美術館に 常設の作品がありますので お近くの方はぜひ〜!
インドネシア・ジャカルタ生まれ。 書籍、コミック、ビデオ・アートなど いろいろなメディアとコラボレーションをした 壁画や絵画を作製。 社会的な課題をテーマとした作品も多いそうです。 リヨンビエンナーレ2013、 ヴェネツィア・ビエンナーレ 第55回国際美術展 にも参加されています。
1966年ドイツ エスリンゲン・ アム・ネッカー生まれの彫刻家。 絵画、彫刻、パフォーミングアーツで 作品を発表。 第53回ベネチア・ビエンナーレでは 金獅子賞を受賞されています。
ウー・ジーツォンさんも チェン・シューチャンさんも 台湾出身のアーティスト。 ウーさんは写真や映像を使った作品を発表。 チェンさんは彫刻と絵画。 自然の素材で作品を作ることが 多くあります。
モスクワ生まれ。 作家、建築家。数学者でもあります。 古い家屋を様々な素材で包み込む 一連の作品があります。 今回は、家ではなくて バス停を包んだのですね。
『ひとり古墳部石川編その5』を ぜひご覧くださいませ。 宣伝めいて恐縮ですが、 珠洲いろは書店、 金沢キリク・コラボンにて絶賛発売中の 小冊子です。
麻生さんは、石川県生まれ。 インスタレーション作品を中心に発表。 井上唯さんは、愛知県豊橋市生まれ。 「織る」「編む」など 生活の知恵に根ざした技法と 日常身近にある素材をつかった作品を 発表しています。
福井生まれ。 日常にみなれたものを組み合わせて 意味をずらしていく彫刻作品を制作。 Tokyo Midtown Award 2012、 六甲ミーツ・アート芸術散歩2014、 などに参加。
鹿児島生まれ。 お名前に「子」がつきますが よみかたは「じ」で男性です。 木彫を中心としたインスタレーション作品を 発表されています。 家畜や魚などの動物をモチーフとした 寓話的な作品も多くあります。 瀬戸内国際芸術祭2013、 越後妻有アートトリエンナーレ2009、 などに参加。
次回は午後の見学と 日没のツバメがえりを!