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みんなは人が「ある」と言われると
ちょっとうらやましい線ってない?
たとえば「芸術十字」だとか。 |
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ほしー。ないー。 |
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うらやましくなるよねー。 |
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だからね、自分で書けばいいんですよ。 |
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やっぱり書くの(笑)?!
そんな貴重な手相まで! |
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(笑)。 |
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そう。書いて、励めばいいの。
乱暴かもしれないけど、
そうしたらその人の気持ちの中では、
そうなりたいという自分が
はっきりするわけだから。 |
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じゃああたし、書く(鼻息)!
‥‥だからね、明日、
小指の外側の下のところに
真っ赤な線とかがあっても
突っ込まないでもらっていい? |
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‥‥結婚線ですな。 |
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ていうかなんで
真っ赤なペンで書くの(笑)。 |
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入れ墨入れちゃったりして、いっそ。 |
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消えない線を! |
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あ、でもさ、韓国でね、
手相の手術してるところ、
ドキュメンタリーやってましたよ。 |
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えー。 |
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運命の整形手術みたいなこと? |
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そのドキュメンタリーでは
就職活動をしている人が、
きびしい状況のなか、
運勢がよくなるようにと
手相を入墨していたの。 |
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そ、それはいいんですか?
わたしは冗談で言ったんだけど。 |
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手術してまで線をつけることが
どうかは、わたしには分からない。
言えるのは、
自分で書けばじゅうぶんだということ。
たとえ消えてしまうペンであってもね。
そうそう、『anan』にも、今回、
こうすれば線が育ちますっていうのを、
まとめてあるのよ。 |
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前に紹介していただいた
「指ヨガ」のようなことですか? |
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そうそう、指ヨガ。
これなら整形しなくても
自分で線が作れますよ。 |
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じゃあ、この線余計だ!
みたいなのも、消せるんですか? |
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消せます。余計だっていうのは、
たとえば障害線と呼ばれる線ね。
あとは不鮮明な糸が絡まってるような感じの線。
手のストレッチとかしてると、
障害線て呼ばれる線も薄くなってくるの。 |
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うん、うん。 |
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迷いながら生きてる人は、
迷いながら線が伸びてるから、
手相もそうなっているんだけれど、
指ヨガをしながら、そのことを意識して、
自分の中でちゃんと
ものをしっかり考えられるとか、
受け止められるとかってなってゆくと、
良くない相からいい相に育てることができるの。 |
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へえー。 |
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ストレッチをしよう、ということ自体、
そのことに気づいて、
どうにかしようと思っている、
ということだから、
効果も出やすいでしょうね。 |
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それ、やらにゃあ。 |
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障害線、ないじゃない、モギさん。 |
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左手にはないんですけど、
右手には、あるんですよー。 |
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つまり、仕事は順調、
プライベートが山あり谷ありってこと? |
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そーなのよー。 |
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ただね、考えようでもあるの。
こんなに障害線があって、
こんなに望む線はないのにもかかわらず、
ここまでできてるってすごい!
って思ってもいいわけよ。 |
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うん、考えようですね。 |
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何でも考えよう! |
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そっかぁ。 |
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ほんとそうですね。 |
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その線が持つ意味ってものを
自分の中に身に付けたいなって思う気持ちが
運勢を変えてゆくの。 |
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手相のなかに、
肉厚とか肉が薄いとかってあるじゃないですか。
それはどうですか? |
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手をよーく動かす仕事とかしてると、
厚みはついていきますよ。
ただ、肉厚ならいいというものでもなくて、
薄いから悪いっていうことではないんです。
張りのない、ツヤのない肉厚のときもあれば、
薄くたって張りきってて、
いい感じのときもあるのね。
張りがたいせつね。 |
(つづきます!) |
2009-04-15-WED |