特集『編集とは何か』第3弾は、
『デザインのひきだし』創刊編集長の
津田淳子さんの登場です。
毎号、発売すぐに完売してしまう
紙や印刷技術・デザインの本ですから、
もともとデザイン方面の人なのかと、
ずーっと思ってました。ちがいました。
でも、その少々「意外な経歴」が、
現在の「役に立つ本をつくる」という
津田さんの透徹した編集哲学に、
しっかりと、つながっていたのでした。
担当は「ほぼ日」の奥野です。

>津田淳子さんのプロフィール

津田淳子(つだ じゅんこ)

編集者。グラフィック社『デザインのひきだし』編集長。1974年神奈川県生まれ。編集プロダクション、出版社を経て、2005年にデザイン書や美術書などをあつかうグラフィック社に入社。2007年、毎号、発売してはすぐに完売してしまう『デザインのひきだし』を創刊。デザイン、紙の種類や加工、印刷技術にまつわる、さまざまなテーマを追求し続けている。最新号のテーマは「和紙のステキさ、再発見」でした。グラフィック社のホームページは、こちら

  • 津田さん編集による最新刊は、

    印刷・紙関連の仕事人たちに贈る、

    お役立ちブック!

    津田さんが、またひとりで、
    すんごい本をつくってしまいました。
    プレスリリースには
    「150種類の白&薄色系の
    特殊紙と包装用紙に
    同じ絵柄や文字を刷って1冊にした」
    とあります。
    つまり、紙を選ぶときに
    見本帳をあれこれ取り寄せなくても
    「同じ印刷条件」で
    「150種類もの紙の中から選べる」
    という、
    印刷・紙関連のお仕事の人にとって
    決定的に役立つ本のようです。
    すごそう‥‥。
    自分も、仕事としては必要ないのに、
    「見てみたい」と思わせられている。
    これも津田さんの編集力のなせる業。
    例によって例のごとく(?)、
    今回も企画・構成・編集・DTPまで
    ひとりでこなした津田さんです。
    Amazonでのお求めは、こちらです。