「うれしい日はみんなでごはんだ!」
と題して、おいしいごはんをたのしんだ
ほぼ日26回目の創刊記念日。
スペシャルゲストにおよびして、
特別な料理をふるまってくださったのが、
南青山の中華風家庭料理「ふーみん」の
お母さん、斉風瑞(さい・ふうみ)さんです。
かつて事務所とお店が近かったことから、
多くの乗組員が愛用していたお店。
東日本大震災が起こった日に、
ふーみんでごはんを食べさせてもらったという
忘れられないご縁がある、
ほぼ日にとって大事な場所でもあります。
料理をたのしんだあと
すこしばかりお時間をいただいて、お話を聞きました。

>斉風瑞さんプロフィール

斉風瑞(さい・ふうみ)

東京・表参道の『中華風家庭料理 ふーみん』オーナーシェフとして45年間厨房に立った後、70歳をきっかけに勇退。21年に1日1組限定のダイニング『斉』をオープン。著書に『ふーみんさんの台湾50年レシピ』(小学館)などがある。

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番外編 みんなで食べたおやつを紹介!

おいしいものを
みんなでワイワイと食べた、
ほぼ日26回目の創刊記念日。
当日は、乗組員が好きなおやつを
たくさんあつめました。
せっかくなので、
用意したおいしいおやつを
どどーんと一挙ご紹介!
おやつの参考にどうぞ。

赤いベリーをふんだんに使った、
キルフェボンの甘酸っぱい「タルト」です。
味もさることながら、
見た目がかわいくてウキウキします。

ザッハトルテでおなじみ、
シュヴェステルンハウスの
「ザルツクーヘン」という塩チーズケーキ。
塩っ気がしっかりときいていて、
甘いものが苦手な方もきっとお好きなはず。
シュヴェステルンハウスの
隠れた人気メニューなんだそう!

「瑞穂」「群林堂」と並ぶ
日本三大大福のひとつといえば、
「松島屋」の「豆大福」です。
豆がたっぷり入って、甘さ控えめ。
泉岳寺にあるお店は、
明るいビル時代のご近所さんでした。

麻布十番の、浪花家総本店さん。
お店で一匹ずつ焼き上げる
天然ものの「たいやき」です。
最初のオフィス「鼠穴」近くにあるお店。
やきそばも外せません。

みんな大好き、六花亭さん。
なかでも乗組員の一番人気は
やっぱり「マルセイバターサンド」。
クリームの中のレーズンは
手作業で混ぜているそうです。
スポンジケーキでくるみと
キャラメルクリームをサンドした
「マルセイバターケーキ」もどうぞ。

糸井が箱買いするおつまみ、
マルエスの「ピリッと甘するめ」です。
はなまるマーケットに出演したときは、
これを「おめざ」として紹介したそう。
ちゃんと辛さがあって、
かむと旨味と甘味がひろがります。

「梅しば」をつくっている
前橋の会社、村岡食品の商品、
「ごんじり」と「玉こんにゃく」です。
ちょっと小腹がすいたとき、
こういうのがあるとうれしいですよね。

手帳のカバーでもコラボした、
近江洋菓子店の「フルーツポンチ」です。
瓶に入ったカラフルなフルーツは、
季節によって素材が変わるそうです。
シロップまで全部おいしいです。

1902年に創業、
神田淡路町にある老舗のお寿司屋さん、
神田志乃多寿司
「いなり寿司」と「細巻き」です。
ほぼ日の定番お弁当のひとつです。

メルヘンのサンドイッチは、
何を買うか迷いますよね。
フルーツサンドにしようか、
たまにはしょっぱい系にしようか‥‥
ということで、どちらもいただくのが、
乗組員流のメルヘンのたのしみ方です。

(おわります)

2024-07-09-TUE

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  • ドキュメンタリー映画『キッチンから花束を』

    Photography:Wakagi Shingo、ⒸEight Pictures

    斉風瑞さんと「ふーみん」を
    3年半にわたり追い続けた
    ドキュメンタリー映画
    『キッチンから花束を』が
    現在、全国の劇場で公開中です。
    ふーみん50周年をきっかけに
    撮影がはじめられた本作。
    「ふーみん」の歴史と
    50年にわたって愛される理由、
    なによりねぎワンタン、納豆チャーハン、
    豚肉の梅干し煮、豆腐そば……
    など“おいしい”がギュッと
    つめこまれている作品です。
    また、ふーみんママをとりまく人々との
    あたたかいやり取りにも、
    やさしい気持ちになれる映画です。
    ぜひ、劇場でご覧ください。

    監督 菊池久志
    語り 井川遥
    劇場情報はこちら

    Photography:Wakagi Shingo、ⒸEight Pictures