ボールペンで絵を描く中村隆さん。
ひたすら点をうち、ひたすら線をひき、
カラフルで心地よい世界を
フリーハンドで描きだします。
どうやったらこんな絵が描けるのか、
ちょっと気になりませんか?
そこで、日々の作品づくりのようすを、
3ヶ月ほど連載してもらうことにしました。
中村さん、よろしくお願いします。

>中村隆さんプロフィール

中村隆(なかむら・たかし)

画家、イラストレーター。

1976年、新潟県生まれ。
98年日本デザイン専門学校卒業。
以後、フリーのイラストレーターとして活動しながら、
定期的に個展をひらいて作品を発表している。
作品は「Ondo online store」などで販売中。

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#15

黄色い畳

 
新しいスマホを買いました。
データの移行をお願いして、
1時間後に取りに行ったら
元のデータが128ギガだったらしく、
新しいスマホ(64ギガ)に
入りませんと言われてしまい‥‥。
結局、256ギガのスマホを買いました。
2日間で4、5回店に通って、
ようやく新しいスマホになりました。
画質がすこし変わったかもしれません。
今回は畳をメインに描きました。
影が落ちるところはボヤッとさせたいので、
ペンで輪郭を描くことができません。
そういうときはシャーペンで
筆圧を強めに描いて、消して、
紙をすこし凹ませるように跡をつけます。
それでも跡を見失うことがあるので、
念のため、紙の裏にシャーペンで描いて、
それを頼りにしています。
あとは、ダダダーっと、
角度の違う線を重ねていきます。
重なりが多いところは
自分のいま引いてる線が
よくわからなくなったりもしますが、
引いたばかりの線は
インクがまだ乾かずに光っているので、
それを目印にすることもあります。
今回は畳を描いて終わりです。
あまり進みませんでした。
この絵は次回で終わりにします。

(次回の更新につづきます)

2022-07-19-TUE

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