「レンタルなんもしない人」を知ってますか?
ひとりの男性がTwitterを使ってはじめた活動で、
ごく簡単なうけこたえ以外
「なんもしない」自分を貸し出すサービスです。
なんもしないのに依頼が舞い込み、
一躍、話題の人になりました。
書籍になり、ドキュメンタリー番組になり、
増田貴久さん主演のドラマにまでなっています。
社会のルールや会社での評価に嫌気が差して、
逃げるようにして辿りついた道のりを、
「レンタルさん」こと森本祥司さんが語ります。
お話を訊いたのは「ほぼ日」の平野です。
レンタルなんもしない人
1983年生まれ。既婚、一男あり。
理系大学院卒業後、数学の教材執筆や編集などの
仕事をしつつ、コピーライターを目指すも
方向性の違いに気づき、いずれからも撤退。
「働くことが向いていない」と判明した現在は
「レンタルなんもしない人」のサービスに専従。
著書に『レンタルなんもしない人の
なんもしなかった話』
『レンタルなんもしない人の
“もっと”なんもしなかった話』(晶文社)、
『〈レンタルなんもしない人〉という
サービスをはじめます。
スペックゼロでお金と仕事と人間関係を
めぐって考えたこと』(河出書房新社)、
企画原案に『レンタルなんもしない人』
(第1巻、講談社・モーニングコミックス、
作画:プクプク)など多数。
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レンタルさんの新刊が出ました。
「レンタルなんもしない人」の最新刊、
『レンタルなんもしない人の
“もっと”なんもしなかった話(晶文社)』
が4月に発売になりました。
増田貴久さんが主演するTVドラマの原作本
『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』の
続編で、2019年2月から2020年1月までの
約1年間に起こった出来事を時系列で紹介。
「においをかいでほしい」
「作ったご飯を食べてほしい」
「人に話せない自慢を聞いてほしい」
「アンドロイドの練習に付き合ってほしい」
「仏像になりたいので見守ってほしい」
「呪いの人形と一晩過ごしてほしい」
などなど、レンタルさんに届いた依頼内容を
読めるノンフィクション・エッセイです。全国の書店やAmazonなどで販売中です。