スポーツ総合雑誌『Number』の
創刊40周年・1000号を記念して、
アスリートが躍動する表紙の展示や
トークライブの生中継を、
Web上でおこなうことにしました。
題して、「ほぼ日」オンラインミュージアム。
1980年から今に至るまで
あらゆるスポーツの瞬間を切り取りつづけ、
アスリートたちの知られざるドラマを
スポーツファンに届けてきた『Number』。
写真を見ただけで記憶が揺さぶられる
表紙の写真と編集部の声が並びます。
いま明かされる「表紙の物語」とは――。

※渋谷パルコ「ほぼ日曜日」での開催は
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため
残念ながら中止となりました。
「ほぼ日曜日」のページはこちら

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05 1999年~2002年 ブームの中心

 
2000年前後に起きた
スポーツの話題といえば、
シドニーオリンピックの女子マラソン
高橋尚子選手の金メダル。
イチロー選手がメジャーリーグで
入団初年度からの大活躍。
そして、2002年には
日韓ワールドカップの開催で大フィーバー。
いまから20年前、ブームの中心には
いつもスポーツがありました。

Sports Graphic Number 466号
1999年3月11日発売
表紙撮影:小池義弘 Sports Graphic Number 466号 1999年3月11日発売
表紙撮影:小池義弘

 
高校時代、
ハイスクール・オブ・ジ・イヤーを獲得し、
卒業と同時にNBAの世界に飛び込んだ
コービー・ブライアント。
選手層の厚いレイカーズで
シックスマンに甘んじたが、
オールスターでのジョーダンとの
マッチアップは全米中を沸かせた。
天性の運動能力の高さと、
限りない可能性を感じさせる個人技の数々。
入団3年目にスターターの座を獲得。
盟主不在のリーグで、
ポスト・ジョーダンの一番手に名乗りを挙げた。
〈記事より〉

Sports Graphic Number 499号
2000年6月15日発売
表紙撮影:杉山ヒデキ Sports Graphic Number 499号 2000年6月15日発売
表紙撮影:杉山ヒデキ

 
フルスイングしている中村紀洋は、
打ち損なったのか
満面の笑みであるところが最高だった。
しかし、当時の編集長から
「笑顔の写真を使うのはどうか」
とクレームがついた。
「何言ってんですか、『Number10』では
空振りした長嶋茂雄の写真が話題になったのに」
と生意気な私は突っぱねて、結局押し切った。
数日後、たまたま編集部のテレビを
みんなで見ていたときに、
中村紀洋の写真が絶賛されていた。
私は「ほら見ろ!」と思ったが黙っていた。
〈編集者・柳澤健〉

Sports Graphic Number 507号
2000年10月5日発売
表紙撮影:佐貫直哉 Sports Graphic Number 507号 2000年10月5日発売
表紙撮影:佐貫直哉

 
史上最難関といわれるシドニーのコースを
2時間23分14秒の
オリンピックレコードで制した
高橋尚子のマラソンは、
これまでの女子ランナーにはない、
いくつもの「新しさ」を備えている。
強靭なピッチ走法と
名刀の切れ味を持ったスパート、
そして独特の距離感。
2000年9月24日、
彼女が示した金メダルへの
42.195kmを検証する。
〈記事より〉

Sports Graphic Number 526号
2001年6月28日発売
表紙イラスト:斎藤力 Sports Graphic Number 526号 2001年6月28日発売
表紙イラスト:斎藤力

 
初打席初ヒット、
日本人初のサヨナラヒット。
鴨や蛾と戦ってヒット。
メジャーでも、新庄らしいとしか
言いようがないプレーを見せる、
ミスター・タイガースに最も近かった男。
彼が新天地でも特別な輝きを放つのはなぜか。
「虎の魂」を体現した男たちが語る。
〈記事より〉

Sports Graphic Number 528号
2001年7月26日発売
表紙撮影:佐貫直哉 Sports Graphic Number 528号 2001年7月26日発売
表紙撮影:佐貫直哉

 
走攻守にわたって
ベースボールの魅力を体現するイチローこそ、
日本野球史上最高の選手だ。
間違いなくメジャーリーグでも
通用すると予想された。
だが、まさかこれほどの大活躍とは。
チームは独走。
首位打者&盗塁王争い、そしてオールスター。
ひとときの夢の後、
イチローはどこを目指して走るのか。
〈記事より〉

Sports Graphic Number 2002/7/3臨時増刊号
2002年6月26日発売
表紙撮影:佐貫直哉 Sports Graphic Number 2002/7/3臨時増刊号 2002年6月26日発売
表紙撮影:佐貫直哉

 
「ベッカム本」が10万部を突破、
女性週刊誌が「ベッカムヘアの作り方」を
特集(男性としては初の快挙)、
男性は「ベッカムベッカム言うな!」
と言いながらも
自分もベッカムヘアにしていたりする。
この自然発生的に見える、
一人の英国人の異常人気ぶりを見ても、
いかに今回のW杯が広い意味で
波乱を含んでいたものかがわかろう。
〈記事より〉

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(つづきます)

2020-07-27-MON

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  • 8月19日(水)20:00から
    中村亮土×真壁伸弥×生島淳×糸井重里
    ラグビートークを生中継!
    「ラグビー日本代表が語る、
    必然で掴んだ大金星。」

    日本中が熱狂した、
    ラグビーワールドカップ2019から1年。
    ほぼ日も「にわかファン」として
    おおいにたのしませてもらいました。
    「Number1000」のトークイベントとして
    4月に開催を予定していたラグビートークを
    オンライン配信することにしました。
    ラグビーワールドカップ2015に出場した
    元日本代表の真壁伸弥さんと、
    『Number』で数々の文章を書いている
    スポーツライターの生島淳さん、
    にわかラグビーファンの糸井重里はそのまま。
    そして、あらたにスペシャルゲストとして
    ラグビーワールドカップ2019に出場した
    日本代表の
    中村亮土選手(サントリーサンゴリアス)
    にも登場いただけることになりました。
    生中継を見るためのチケットは
    1,100円(税込)、
    7月28日(火)午前11時から
    販売をはじめます。

    詳細はこちら

  • 『Number』1000号と、
    特製クリアファイルをセットで販売中!

    「Number1000」のイベントのために制作した
    限定グッズの特製クリアファイルを
    『Number』1000号と
    セットで販売しています。
    人差し指を立てたイチローさんの
    表紙が印象的な『Number1000』では、
    創刊1000号記念特集として
    「ナンバー1の条件」をテーマに、
    イチローさんがナンバー1への想いを語る
    ロングインタビューが掲載されます。

    特製クリアファイルは全3種類。
    1000冊ある『Number』の表紙から、
    「野球」「サッカー」「女性アスリート」の
    3つのテーマでわけたクリアファイルを
    このイベントのために作りました。
    これまでに『Number』の
    表紙を飾ったアスリートたちの
    生き生きとした表情が並びます。
    3つとも、A4サイズの紙がちょうど収まる
    220mm×310mmの大きさです。

    *販売は終了しました。