スポーツ総合雑誌『Number』の
創刊40周年・1000号を記念して、
アスリートが躍動する表紙の展示や
トークライブの生中継を、
Web上でおこなうことにしました。
題して、「ほぼ日」オンラインミュージアム。
1980年から今に至るまで
あらゆるスポーツの瞬間を切り取りつづけ、
アスリートたちの知られざるドラマを
スポーツファンに届けてきた『Number』。
写真を見ただけで記憶が揺さぶられる
表紙の写真と編集部の声が並びます。
いま明かされる「表紙の物語」とは――。
※渋谷パルコ「ほぼ日曜日」での開催は
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため
残念ながら中止となりました。
>「ほぼ日曜日」のページはこちら
- 2011年の東日本大震災の影響で
暗いムードがあったなか、
サッカー女子日本代表による
ワールドカップで初優勝の快挙達成。
MVPに輝いた澤穂希選手を中心にした
劇的なゲーム展開を見せ、
勇気を与えてくれました。
そして2014年のソチオリンピック、
浅田真央選手のフリー演技に
涙した人も多いのでは?
- FIFA主催大会で
日本人初となる得点王とMVP。
だが澤穂希の偉業は
トロフィーだけでは収まらない。
なでしこジャパンの中核として、
苦しくてもあきらめない戦いで、
日本人に誇りと勇気を取り戻させてくれた。
ナンバーMVP賞を贈るとともに、
彼女にとっての2011年を振り返ってもらう。 - 〈記事より〉
- 桑田真澄、清原和博が甲子園球場で再会する。
特集タイトルにもあるように
まさに「夢の再会」。
この現場に立ち会えたこと自体が思い出深いです。
太陽の位置の都合で、
甲子園のスコアボードを入れようとすると
完全に逆光になってしまって
お二人の顔が見えなくなってしまうと言われたのですが、
どうしてもスコアボードは入れたかったので
「なんとかなりませんか」と
かなり無茶なお願いをしたのを覚えています。
結果的になんとかしてくださった
カメラマンの方に感謝!
私は世代的にリアルタイムで
KKの甲子園での大活躍は見てないのですが、
お二人の本当に素敵な笑顔を見て、
KKにとって甲子園というのは
本当に特別な場所なんだなということを感じました。
紙面の扉で使われている
スタンドで語り合う写真も大好きな一枚です。 - 〈アートディレクター・永井翔〉
- 内田篤人選手が
試合中に怪我を負った際に
撮影されたものです。
苦悶の表情、髪の毛先に光る汗、息遣いに、
悔しさの声までもが
聞こえてきそうな臨場感が見事でした。
表紙&巻頭を内田選手で作る前提の中、
さぁこれから校了!
というタイミングでの怪我で、
弱気になってしまいそうでしたが、
この写真が見事にはまり、
俄然やる気が湧きました。
闘うアスリートの姿が伝わる、
思い出深い写真です。 - 〈アートディレクター・征矢武〉
- 試合が終わったあとの歓喜の瞬間や、
歴史的な瞬間の写真も素晴らしいですが、
個人的にはその「直前」の写真が好きです。
おそらくこの写真は
トリプルアクセルに向かう助走シーン。
浅田選手の緊張感や覚悟、
トリプルアクセルに対する思いなど
色々な感情が写真に詰まっている気がします。
ソチ五輪のあの素晴らしい演技のあとに改めて見ると、
また違った見え方がして、すごく好きな写真です。 - 〈アートディレクター・永井翔〉
- 浅田真央さんの表紙がすべて。
能登直さんが撮影したこの写真は、
浅田さんの瞳から涙がこぼれそうになる
瞬間を写したという意味でも、
この一枚に彼女が生きた物語が
写っているという意味でも、
『Number』の歴史の中で、
いやスポーツ写真の歴史の中でも
最良の一枚だと思う。
私がこの写真が好き過ぎて、
2014年の総集編特集、
浅田真央さんの引退特別増刊でも、
合計3回表紙に使ってしまった。 - 〈第12代編集長・松井一晃〉
- グランドスラムで3大会連続のベスト8進出。
ローランギャロスでの魂を賭けた闘いは、
悔恨とともに得がたい経験となって、
これから行く道を照らす光となるだろう。
そして舞台は、
赤土から、緑鮮やかな芝の上へ――。
最終日のセンターコートを目指して、
錦織圭、7度目のウインブルドンへ。 - 〈記事より〉
(つづきます)
2020-07-30-THU
-
8月19日(水)20:00から
中村亮土×真壁伸弥×生島淳×糸井重里
ラグビートークを生中継!
「ラグビー日本代表が語る、
必然で掴んだ大金星。」日本中が熱狂した、
ラグビーワールドカップ2019から1年。
ほぼ日も「にわかファン」として
おおいにたのしませてもらいました。
「Number1000」のトークイベントとして
4月に開催を予定していたラグビートークを
オンライン配信することにしました。
ラグビーワールドカップ2015に出場した
元日本代表の真壁伸弥さんと、
『Number』で数々の文章を書いている
スポーツライターの生島淳さん、
にわかラグビーファンの糸井重里はそのまま。
そして、あらたにスペシャルゲストとして
ラグビーワールドカップ2019に出場した
日本代表の
中村亮土選手(サントリーサンゴリアス)
にも登場いただけることになりました。
生中継を見るためのチケットは
1,100円(税込)、
7月28日(火)午前11時から
販売をはじめます。 -
『Number』1000号と、
特製クリアファイルをセットで販売中!「Number1000」のイベントのために制作した
限定グッズの特製クリアファイルを
『Number』1000号と
セットで販売しています。
人差し指を立てたイチローさんの
表紙が印象的な『Number1000』では、
創刊1000号記念特集として
「ナンバー1の条件」をテーマに、
イチローさんがナンバー1への想いを語る
ロングインタビューが掲載されます。特製クリアファイルは全3種類。
1000冊ある『Number』の表紙から、
「野球」「サッカー」「女性アスリート」の
3つのテーマでわけたクリアファイルを
このイベントのために作りました。
これまでに『Number』の
表紙を飾ったアスリートたちの
生き生きとした表情が並びます。
3つとも、A4サイズの紙がちょうど収まる
220mm×310mmの大きさです。*販売は終了しました。