シンクーが時間をかけて大切に作ったのが、
ハローウォッシュとセラム ウォッシュ、 2種類の洗顔料です。
自分たちが本当に欲しい商品を求めるうちに、
「こう洗いたい」と「こうありたい」は
よく似ていると感じるようになりました。
洗うって、肌のことだけじゃない。
モノやコトを清潔に保ち、心にまで働きかける。
その人らしさが、見えてくる。
さまざまな分野のプロたちが習慣にしている
「洗うこと」を、ミニエッセイでお届けします。
美大でデザインを学んだあと、ほぼ日に入社し、
現在は「CACUMA」(カクマ)や「水沢ダウン」などの
アパレルブランドを担当している佐伯日菜子さん。
シンクーのハローウォッシュを使ってみて、
まず、泡の感触に驚いたといいます。
「これまでは、泡立てが少し億劫に
感じることがありました。
でも、シンクーのハローウォッシュは、
きめ細かい、やわらかな泡が
ワンプッシュで出てきて、
そっと肌に置いてやさしく洗うだけで、
キュッと洗いあがります。
ユーカリの香りも心地よくて、
家族と一緒に使うのもいいですね。
毎晩の洗顔だけでなく、
さっぱりしたい朝にも使っています」
もうひとつ、洗うことのたのしさを
気づかせてくれたのが、
イタリア・フィレンツェで生まれたブランド
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」。
ザクロの香りのシャンプー、
コンディショナー、ボディミルクを、
思い切ってセットで購入したそう。
「このザクロ、幼い頃の思い出の香りなんです。
スタイリストをしている母の仕事部屋に
飾ってあった、サンタ・マリア・ノヴェッラの
陶器製のザクロのオブジェに、
ザクロの香りが染み込ませてあったんです。
私にとって、懐かしい香りであるとともに、
母の仕事部屋という、大人の世界と結びついた、
背筋が伸びる香りでもあります。
これまでいろんなブランドのザクロを試しましたが、
なかなか好みのものに出会えなくて。
大人になって、サンタ・マリア・ノヴェッラを訪れて、
ああ、やっぱりこの香りだ、と惹かれました。
憧れのザクロのオーデコロンを何度か使い、
ヘアケアは、ちょっと高いので(笑)、
半年くらい迷って、思い切って購入しました。
お風呂で髪を洗っていると、ごきげんになれるんです。
残り香もキツすぎることがなくて、
髪をほどいたときにふわっと香る程度。
ちょっと背伸びして買うことで、
もっと頑張ろうという気持ちにもなります。
香りって、目に見えないからこそ、
自分を表現するファッションのひとつだと思うんです」
さえきひなこ・株式会社ほぼ日乗組員
学生時代のアルバイトから数えて、ほぼ日歴は8年。
数々のアパレルブランドの企画を担当するほか、
プライベートでは、アーティストの
スタイリングを担当している。
2021-08-10-TUE