トークイベントつるとはなの気持ち 岡戸絹枝+松家仁之+糸井重里

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2014/10/24 22:36

糸井
「じゃあ、ホントの最後に、
 ぼくが聞きたかったことをおふたりに
 聞かせていただきたいと思います。
 先を考えて仕事することと、
 考えなしでやっちゃった、ということがあるとする。
 おふたりは、そのグラデーションの
 いまどのあたりにいらっしゃいますか」

岡戸さん
「私は、先のことはわからずにやっています。
 松家さんはどうですか?」

松家
「ぼくは、1年先くらいまでは
 考えようと思ってやってます。
 2年先はまったくわからない、そういう感じです。
 闇雲にはじめたわけじゃないんですけど
 そんなに先まで考えてない」

糸井
「これから『つるとはな』は
 どんなペースで刊行していくんですか?」

岡戸さん
「うーーーん」

松家さん
「岡戸さん、うーーんって言うのが多いんですよ」

岡戸さん
「うーーーん」

糸井
「いい質問が来ると、人は答える前に
 うーーーんって言っちゃうものなんですよね。
 松家さんのインタビューなんて
 ぼくは『うーーーん』ばっかりですよ。

 どうだろうな、釣りをしていて
 なにかがわかることがあれば、
 釣りは、2匹目なんです。
 1匹目を釣ったときにはわからなかったことが
 2匹目を釣ったときに、点が線になって
 わかってくるんです。
 共通点があったり、わざと変えたりトライしたことの
 結果がわかるからです。
 だから、2号は、すぐに出しちゃえばいいかも、
 という気持ちがあります。
 だって、ぼくが、見たいと思う。
 1でこんなことやる人たちが、
 2でなにするの? 見たいです」

岡戸さん
「ありがとうございます」

糸井
「映画でもなんでも『2』って
 おもしろいんですよね。
 自分の弱いところやあんがい強いところが見えて‥‥
 そうすると、おふたりとも、
 3年先のことにニヤリとしたくなる、
 そんなふうになっているかもしれませんね。
 まだ創刊号が出たばっかりだけど、
 すごくたのしみにしています」

松家さん
「ありがとうございました」

岡戸さん
「ありがとうございました」

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