そんな山邊くんなので、話していると、
いかにも頭の回転が早く、
ハタチに思えないほどもの知りで、
あえて、ちょっとヤな言い方をすれば
世知にたけている、という感じ。
こういう人は、昔からそうだったのか?
そんなところから、
インタビューをはじめたいと思います。
山邊くんって、
ちっちゃいころは、どんな子だったの?
「母が言うには、人に言われたからって
勉強する子どもじゃなかったそうです。
というか、人に言われたら、やらない。
だから宿題もぜんぜんやっていかない」
へえ。
「学校の先生には
宿題しろ、勉強しろって言われるので、
その反動でまったくやらずに
授業を聞いてるだけだったので、
中学くらいまでは、
成績は中の上あたりをウロウロしてて」
そうなんだ。
「学習塾にも通っていたんですが、
中学2年生のとき、クビになりました」
は? クビ? 塾ってクビになるもの?
「はい、宿題もやって来ず、
話も聞いておらず、字も汚いために、
このままでは、うちの塾では、
高校受験をみることはできないって」
そ、そうなんだ。
「そこで
中学3年生から別の塾に移りました。
で、そのころになると、
さすがに、勉強をしはじめたんです。
受験が近かったし、
なにより姉がものすごく努力家で、
コツコツ勉強する姿を見ていて、
かっこいいなって思うようになって」
こうして、
生徒会長だったにも関わらず、
「宿題をやらず、遅刻も多かったから」
という理由で、
高校の推薦にも落ちた山邊少年は、
筆記試験を経て、
地元・佐世保の進学校に入学します。
いかにも頭の回転が早く、
ハタチに思えないほどもの知りで、
あえて、ちょっとヤな言い方をすれば
世知にたけている、という感じ。
こういう人は、昔からそうだったのか?
そんなところから、
インタビューをはじめたいと思います。
山邊くんって、
ちっちゃいころは、どんな子だったの?
「母が言うには、人に言われたからって
勉強する子どもじゃなかったそうです。
というか、人に言われたら、やらない。
だから宿題もぜんぜんやっていかない」
へえ。
「学校の先生には
宿題しろ、勉強しろって言われるので、
その反動でまったくやらずに
授業を聞いてるだけだったので、
中学くらいまでは、
成績は中の上あたりをウロウロしてて」
そうなんだ。
「学習塾にも通っていたんですが、
中学2年生のとき、クビになりました」
は? クビ? 塾ってクビになるもの?
「はい、宿題もやって来ず、
話も聞いておらず、字も汚いために、
このままでは、うちの塾では、
高校受験をみることはできないって」
そ、そうなんだ。
「そこで
中学3年生から別の塾に移りました。
で、そのころになると、
さすがに、勉強をしはじめたんです。
受験が近かったし、
なにより姉がものすごく努力家で、
コツコツ勉強する姿を見ていて、
かっこいいなって思うようになって」
こうして、
生徒会長だったにも関わらず、
「宿題をやらず、遅刻も多かったから」
という理由で、
高校の推薦にも落ちた山邊少年は、
筆記試験を経て、
地元・佐世保の進学校に入学します。