さっそくですが、
古賀さんは勉強のできる子でしたか?
「決してそうではないですね。
あの、先生や親がのぞむ『頭のいい子』って、
算数ができる子だったりするんですよね。
ぼくは算数が苦手だったので、
いわゆる先生とか親がいう、
頭のいい子、勉強のできる子ではなかったですね」
算数以外、たとえば国語は?
「国語はわりと得意でした」
なかでも読書感想文が得意だったとうかがって、
本日の先生役として来ていただいたんですが。
「そうですね。
読書感想文に関しては、
書けば何かの賞をもらったり、
学校新聞に載ったりしてました。
最初の賞ですか?
小学校1年生です。
で、2年生以降も、ずっと(笑)」
おお、すごい。
それはやっぱりコツというか、
自分なりのやり方みたいなものが
確立されていたんでしょうか。
「そうですね。あると思います。
ただ、それは文章のうまいへたではないと思います。
少なくとも小学生のときの感想文では
文章の善し悪しはそれほど
問われないんじゃないかなと。
ポイントはやはり、
その本に自分を引き寄せて書くこと。
たとえばエジソンの伝記のなかに
『エジソンは子どものころ算数が苦手だった。
1+1がなぜ2になるか納得できなかったのだ」
というエピソードがあったとすると、
苦手だったのに努力してすごい、
というふうにまとめるのではなくて、
自分が子どものころ納得できなくて、
親に何度も質問したようなことを書く。
そうすると、自然に自分の切り取り方ができます。
読書感想文はほかの勉強と違って、
正しくてもみんなと同じ答えになっては意味がない。
みんなと違う視点を持つことが重要です」
なるほど、なるほど。
もう、いきなり興味深いです。
古賀さんは勉強のできる子でしたか?
「決してそうではないですね。
あの、先生や親がのぞむ『頭のいい子』って、
算数ができる子だったりするんですよね。
ぼくは算数が苦手だったので、
いわゆる先生とか親がいう、
頭のいい子、勉強のできる子ではなかったですね」
算数以外、たとえば国語は?
「国語はわりと得意でした」
なかでも読書感想文が得意だったとうかがって、
本日の先生役として来ていただいたんですが。
「そうですね。
読書感想文に関しては、
書けば何かの賞をもらったり、
学校新聞に載ったりしてました。
最初の賞ですか?
小学校1年生です。
で、2年生以降も、ずっと(笑)」
おお、すごい。
それはやっぱりコツというか、
自分なりのやり方みたいなものが
確立されていたんでしょうか。
「そうですね。あると思います。
ただ、それは文章のうまいへたではないと思います。
少なくとも小学生のときの感想文では
文章の善し悪しはそれほど
問われないんじゃないかなと。
ポイントはやはり、
その本に自分を引き寄せて書くこと。
たとえばエジソンの伝記のなかに
『エジソンは子どものころ算数が苦手だった。
1+1がなぜ2になるか納得できなかったのだ」
というエピソードがあったとすると、
苦手だったのに努力してすごい、
というふうにまとめるのではなくて、
自分が子どものころ納得できなくて、
親に何度も質問したようなことを書く。
そうすると、自然に自分の切り取り方ができます。
読書感想文はほかの勉強と違って、
正しくてもみんなと同じ答えになっては意味がない。
みんなと違う視点を持つことが重要です」
なるほど、なるほど。
もう、いきなり興味深いです。