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勉強サイド

勉強の夏、ゲームの夏。2017

shinya.hirano

上がり下がりの激しい
中高時代

2017/08/25 20:52
そして、甲陽学院中学校に進学するんですよね。

「甲陽に入った時のテストの成績も
良かったらしいんだけど、
中学で1位にならなくてもいいやって
思っちゃったんですよね。
中1で勉強はだいぶサボって、
ラジオの深夜放送にハマってました。
親が寝てからラジオを聴いて、
MBSヤングタウン『ヤンタン』とかね。
それこそ、当時は出てきたばっかりの
笑福亭鶴瓶とか、もう面白くて。
だからテストの成績も、ガクンと下がった。
100点満点のテストで20点とかね、
人生でいちばん勉強ができなかった。」

いきなり、ガクンと下がってしまったんですね。
お話しを伺っていると、
ずっと要領よく点数を
取られてきたのかなと思っていました。
成績が下がったことで、
なにか変化はありましたか。

「だから親からも心配されたし、
入学テストの成績が良かっただけに、
学校の先生も心配してくるんですよ。
『谷山くんの実力はそんなもんじゃない』
みたいなことを言われたりして。
さすがにこれはマズイなと思ってました。
そうしたら、中学2年の時に、
親からのニンジン作戦につられて‥‥。」

谷山少年には、
どんなニンジンが効果的だったんですか。

「ステレオコンポがもらえたんです。
絶対にご褒美をもらうぞって、
一所懸命に勉強したら学年1位になっちゃった。
それまで学年の中でもパッとしない成績だった男が、
いきなり学年1位になったわけだから、
それはもう、思いっきり注目されたわけで。
僕にとってはそれがもう嬉しくって、
その嬉しさを失いたくないというか、
ずっと続けたいと思ったんだろうね。」

ああ、思春期の頃でしょうし、
チヤホヤされるのって嬉しいですよね。

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