Sponsored by Nintendo.
勉強サイド

勉強の夏、ゲームの夏。2017

shinya.hirano

そして、東京大学へ。

2017/08/25 20:56
成績に上下のあった中学を経て、
高校に進学もされました。

「甲陽は中高一貫校だったから、
高校も同じだったんだけれど、
高校3年間を総合して見ると、
自分が学年1位だったんじゃないかなあ。
つねに1位にいるわけじゃないけれど、
3位以内には必ずいる、みたいな。
毎日コツコツとやるタイプじゃなくて、
定期テストの2週間前を
ある意味で『我慢の期間』みたいにとらえて。」

その期間に集中してやる、
と決めていたんですね。

「どうしたら点が取れるか狙いを定めて、
最初に計画を立てておくんです。
普段の勉強は置いていかれない程度にやって、
ラジオを聴いたりミステリー小説を読んだり、
テレビも観ていたりしたんだけれど、
その2週間だけは、我慢すると決めていました。
つまり、定期テストの期間は、
家から帰ってきて、お風呂とか寝る時間以外は
とにかく勉強を『やる』と決めたんです。
僕にはサボっていた中1の経験があるから、
前日だけ勉強してもいい点が
取れないのはわかっていましたから。
我慢の期間にやることを予め決めていて、
そこに向けて覚えておくことは、
普段の勉強で覚えておくようにする。
そんなスケジューリングが得意だったんです。
今では仕事と遊びがいっしょになってるけど、
高校までのほうが、ONとOFFが
明らかに分かれていた人間だったかもしれません。」

自分だけの勉強のやりかたを身に着けて、
その後、東京大学に入られたんですね。

「僕はほんとうの意味で、
勉強が好きだったわけじゃなかったから、
大学で東大に入ってからは、
早く仕事がしたくって、
勉強はほとんどしなくなっちゃいました。
試験に向けての要領のつかみ方は
自分でもわかっていたから、
単位は必要最低限だけとって、
良くもなく悪くもなく、という成績。
ちょっと言い方は悪いけれど、
事務的にこなしてしまったような気がします。」

この記事をシェアする