ほぼ日刊イトイ新聞

勉強の夏、ゲームの夏。2018

さあ、今年もはじまります!
ほぼ日がお届けする
夏休みの終わりの風物詩といったら、これ!
勉強とゲームの両立をめざす恒例企画
『勉強の夏、ゲームの夏。2018』!
勉強サイドでは、ほぼ日のまわりにいる
「意外に高学歴な人たち」をお呼びして、
勉強や受験のコツを教えていただきます。
一方、ゲームサイドでは、
乗組員がヤングとアダルトの2チームにわかれ、
本気の「ババ抜き」で真剣勝負! 
しかも、最大4台のビデオカメラを使い、
勝負のかけひきを動画で生中継しちゃいます!
あ、そうそう、毎年恒例のシェフこと、
武井がつくる「静岡おでん」は、
すでにいい感じに煮込まれていましたよ。
夜までずっとたのしくやってますので、
ときどきのぞきに来てくださいね。
それでは今日一日、どうぞよろしくお願いします!

今年のゲームサイドは生中継!

再生ボタンを押すと、
すぐに中継がご覧いただけます。

事前に読者からお寄せいただいた
勉強や宿題についての相談に、
ほぼ日のまわりにいる
「意外に高学歴な人たち」が答えます。
ときどき、おでんの様子も。

ご登場予定の講師のみなさん

新谷陽一さん (東京大学の学生・ほぼ日インターン生)
税所篤快さん(国際教育支援NGO「e-Education」創業者)
山内奏人さん(ワンファイナンシャルCEO)
竹之内祥子さん(okatteにしおぎ)
長瀬勝彦さん(経営学者、首都大学東京教授)

2018/08/23 11:47

先生の中高時代

asami.fujita
2018/08/23 11:47

先生の中高時代

asami.fujita
では先生の経歴から
質問してみたいと思います。
新谷先生は出身はどちらでしょう。

「岡山県です。
県立の中学高校に通っていました」

小さいころから
勉強がよくできたんでしょうか?

「いえ、野球をずっとやってたんで、
成績は特にいいわけではなく、
定期テストでも中学1年の段階では
クラスの真ん中、
だいたい『オール3』でした。
あまり勉強しない子どもだったんです」

野球をなさってたんですね。

「はい、かなり本気で取り組む
野球クラブに所属して、
毎日野球をやってましたね。
でも高1になって、
いろいろあって野球をやめたんです」

長く続けてきた野球をやめるって
けっこう大きなことじゃないですか?

「でもぼく、野球が好きというよりも、
野球道具フェチだったんです」

野球道具フェチ。

「キャッチャーをやっていたんですけど、
配球を覚えずに
相手チームがどんな道具使ってるかとか、
そんなことばっかり覚えてました。
なので野球をやめたときも、姉から、
『あんた野球が好きというより、
野球道具が好きだったんだから
いいんじゃない』
と言われて」

では、高1で野球をやめて、
それからは勉強の道へ?

「そうですね。
でも、野球をやめてすぐの模試では、
科目によっては
偏差値も30くらいしかなかったです。
ほどほどに勉強しながら過ごしてました。
でも、なんだかんだいっても、
それまで野球をずっと続けていたから、
次に目指すものを見つける必要があって、
高2の終わりに、
東大に行こう、って思ったんです」

え!
偏差値30から東大へ。

「やるからにはトップを目指そう、と。
みんなは高校3年の夏の大会まで
野球をやりきってて、
ぼくは野球をやめた、
ということも大きかったのか、
なにかそこでけじめをつけたくて。
だから野球推薦がない大学が
よかったんですよね。
野球をがんばって行ける大学じゃないところ。
そういう意味でも東大がいいなと」

まわりの反応はどうでした?

「担任の先生からは
『行けるわけがない』と言われましたね。
高2の終わりの段階でもE判定でしたし、
箸にも棒にもかからない感じで、
『浪人しても無理』と言われました」