2018/08/23
14:08
2018/08/23
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どうしたらいいのでしょうか?
「僕はおもしろそうなことがあったら、
その人に対してアプローチをして、
足を動かして会ったり話したり行動をして、
また誰かに会って、行動して、を
ただただ繰り返しているんです。
原点になったのは、
秋田大学の坪井先生にお会いできたこと。
『グラミン銀行は知っていますか?』という
本がとてもおもしろかったので、
思いきって著者の坪井先生にお電話しました。
そこで会いに行って、話をして、
グラミン銀行に行くことになりました。
そうやって人に会うことと行動することを
繰り返していると道がぐっと広がって、
お告げのようにアドバイスをもらいます。
また次のステージでアドベンチャーがあって、
クリアするとお告げをもらえる。
尊敬するライフネットの出口さんの教えで、
坪井先生とのやり方をくりかえせば、
いくらでも好奇心が広がると言われました。
つい最近も、子どもをきっかけに
絵本を自分でつくりたくなったんです。
それで国士舘大学の先生にお会いしたり、
魔女研究を45年以上つづけている
絵本作家の方にお会いしたりしました。
彼女が行っていたのは、
大事なことは「本と旅と人」だと。
彼女と話していたら
好奇心が無限大なんですよね。
「魔女」という夢中になれるものが
ひとつあるだけで、
いろんなことを観察できるし
宝物に出会えるんだと思いました。
正直、まいったなって(笑)。
80歳以上の戦争や飢餓を体験している世代の
生きてきた振れ幅、
人間としての洞察力の深さはすごいです。
そういう人たちに会うと、
20代で成功しようとしていた自分が
とても小さくみえます。
今はもっとそういう人たちにも会いたいですね。」
でも20代のころって周りに流されて、
焦ってしまう気持ちはわかります。
そういう人に対して、
今ならどんな言葉をかけたいですか?
「僕自身、ある程度やりきったから
80歳の彼女に会ったときに
小ささを実感できたと思うんですよね。
だから一回やりきりましょう、
と思います。
どうせ壁にぶつかるんだから、
挫折しようぜ、と。
やりたい人を止めることはできないし、
しょうがないと思います。」
情熱があるなら、
そのまま突っ走ろうぜと。
「そうですね。
思いっきりやってみましょう!」