2018/08/23
16:05
2018/08/23
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文学部で『白鯨』で有名な
メルヴィルの『ビリー・バッド』で
卒論を書き、
そのまま上智の文学研究科(大学院)へ。
大学院では、その同じメルヴィルの『白鯨』で
修士論文を書いたそうです。
学部卒業後にも大学院へ行ったんですね。
じゃ、もともと文学や勉強がお好きで?
「いえ、ひとつめの大学院へは、
ほとんどモラトリアムの延長のようにして
通っていました。
当時の進路って、女性は商社などのOL、
男性は学校の教員になる人が多くて。
そのどちらにも興味が持てなかったので、
どちらかというと消極的な理由でした」
消極的と言いますが、そのときに学んだことで
無駄になっていないことって、ありませんか。
じつは自分も大学院へ行ってますが、
あのときに「修士論文」という長い文章を、
がんばって書いた経験は、
ぜんぜん関係ないことやってるいまも、
けっこう「血肉」になっている気がしていて。
「はい。私は英語で論文を書いたんです。
いま思うと、よくやったなって感じですが。
でもそのときに、
わからないことがあったらちゃんと調べる、
というクセがついたと思います。
そのことは、社会人になっても活きました」
その後、マーケティング会社へ就職、
将来の旦那様ともその会社で出会います。が。