鳥居峠で出会える絶景といえば
「雲海」が外せません。
6月から11月ごろにかけて、
鳥居峠から桐生市側を見たときに、
気象条件が揃えば見られる自然現象です。
雲海と言うと、めったに出会えないレアな現象、
あるいは見える場所まで行くのが少し大変、
という印象があるかもしれません。
ですが鳥居峠は、
市内から約1時間のドライブで
たどり着けるので、例えば、
「今日雲海出てるよー」
そんな情報見つけたら、
ぱっと車に乗って駆けつけると間に合うかも。
長く赤城山に通っている乗組員の一人
は、なんとつい先日、
ようやく初めての雲海に出会えたと
言っていましたが、
実は、私、雲海遭遇率は
結構高いかもしれません。
赤城山の麓から山頂エリアに向かう際、
雲の様子を観察していると、
榛名山の方角は晴れているのに、
赤城山はすっぽりと雲に覆われている。
そんな日はもしかしたら雲海が出ているかも、
と期待しながら峠道を上がっていきます。
‥‥と、運良くであえたりします。
朝方が出現確率が高く、
午後には消えてしまうことも多いようですが、
ここ最近は1日中、
雲海が出ていることもあります。
何度か遭遇していると、雲海も色々で、
桐生市側から雲がむくむくと湧き上がり、
すっぽりと市街地を覆い隠し、
すぐそこまで一面の雲海が広がる時もあれば、
山の稜線がうっすらと雲の合間から顔を出し、
まるで内海に浮かぶ多島美のような
景観を見せる時もあります。
3枚目の写真は、
別件で11月のある日に群馬に出かけた
乗組員一行のようす。
この日も見事な雲海!
鳥居峠初訪問の乗組員が多いのに、
いきなりの雲海遭遇!
そのときまだ雲海に出会えていなかった
イシザワは、ちょっと悔しそうでした。
----
そして、雲海の話とともに、
鳥居峠といえば‥‥ということで、
ほぼ日の赤城山での動きのことを
すこしご紹介させてください。
御神水をご紹介したときにも触れましたが、
鳥居峠では、かつて「赤城山鋼索鉄道」という
ケーブルカーが通っていました。
出発点が桐生市側の利平茶屋、
終着点が鳥居峠にある山頂駅です。
このケーブルカーが実際に活躍したのは
1957年(昭和32年)から約10年程度。
現在の赤城山に向かう主要な交通導線である
前橋─赤城山頂間の道路の改良が進むなど
いくつかの背景があり、その役目を終えたようです。
ですが、ケーブルカーの運営が終了した後も、
その山頂駅の駅舎は、その役割を変えて、
この場所に残っています。
実はほぼ日では、
この山頂駅の駅舎にご縁ができて、
この駅舎を起点にして
何か場づくりをできないかと、
赤城山に通いはじめています。
(だから通っている乗組員も多いのでした)
四季折々で魅力が溢れる自然豊かな赤城山。
地域の方に昔から愛され、
信仰の対象にもなってきた場所でもあります。
一方で、群馬県が主導となった
「赤城公園の活性化」の動きもあり、
ある意味で、
山頂エリアが少しずつ変化しはじめている
タイミングで始まった、
ほぼ日と赤城山のご縁です。
「この場所でなにができるかな?」
の、ワクワクする第一歩。
「あかぎのまど。」では引き続き、
いろんな話をご紹介していきたいと
思っていますので、
一緒に見守って頂けると嬉しいです。
あらためまして、
どうぞよろしくお願いいたします!
「雲海」が外せません。
6月から11月ごろにかけて、
鳥居峠から桐生市側を見たときに、
気象条件が揃えば見られる自然現象です。
雲海と言うと、めったに出会えないレアな現象、
あるいは見える場所まで行くのが少し大変、
という印象があるかもしれません。
ですが鳥居峠は、
市内から約1時間のドライブで
たどり着けるので、例えば、
「今日雲海出てるよー」
そんな情報見つけたら、
ぱっと車に乗って駆けつけると間に合うかも。
長く赤城山に通っている乗組員の一人
は、なんとつい先日、
ようやく初めての雲海に出会えたと
言っていましたが、
実は、私、雲海遭遇率は
結構高いかもしれません。
赤城山の麓から山頂エリアに向かう際、
雲の様子を観察していると、
榛名山の方角は晴れているのに、
赤城山はすっぽりと雲に覆われている。
そんな日はもしかしたら雲海が出ているかも、
と期待しながら峠道を上がっていきます。
‥‥と、運良くであえたりします。
朝方が出現確率が高く、
午後には消えてしまうことも多いようですが、
ここ最近は1日中、
雲海が出ていることもあります。
何度か遭遇していると、雲海も色々で、
桐生市側から雲がむくむくと湧き上がり、
すっぽりと市街地を覆い隠し、
すぐそこまで一面の雲海が広がる時もあれば、
山の稜線がうっすらと雲の合間から顔を出し、
まるで内海に浮かぶ多島美のような
景観を見せる時もあります。
3枚目の写真は、
別件で11月のある日に群馬に出かけた
乗組員一行のようす。
この日も見事な雲海!
鳥居峠初訪問の乗組員が多いのに、
いきなりの雲海遭遇!
そのときまだ雲海に出会えていなかった
イシザワは、ちょっと悔しそうでした。
----
そして、雲海の話とともに、
鳥居峠といえば‥‥ということで、
ほぼ日の赤城山での動きのことを
すこしご紹介させてください。
御神水をご紹介したときにも触れましたが、
鳥居峠では、かつて「赤城山鋼索鉄道」という
ケーブルカーが通っていました。
出発点が桐生市側の利平茶屋、
終着点が鳥居峠にある山頂駅です。
このケーブルカーが実際に活躍したのは
1957年(昭和32年)から約10年程度。
現在の赤城山に向かう主要な交通導線である
前橋─赤城山頂間の道路の改良が進むなど
いくつかの背景があり、その役目を終えたようです。
ですが、ケーブルカーの運営が終了した後も、
その山頂駅の駅舎は、その役割を変えて、
この場所に残っています。
実はほぼ日では、
この山頂駅の駅舎にご縁ができて、
この駅舎を起点にして
何か場づくりをできないかと、
赤城山に通いはじめています。
(だから通っている乗組員も多いのでした)
四季折々で魅力が溢れる自然豊かな赤城山。
地域の方に昔から愛され、
信仰の対象にもなってきた場所でもあります。
一方で、群馬県が主導となった
「赤城公園の活性化」の動きもあり、
ある意味で、
山頂エリアが少しずつ変化しはじめている
タイミングで始まった、
ほぼ日と赤城山のご縁です。
「この場所でなにができるかな?」
の、ワクワクする第一歩。
「あかぎのまど。」では引き続き、
いろんな話をご紹介していきたいと
思っていますので、
一緒に見守って頂けると嬉しいです。
あらためまして、
どうぞよろしくお願いいたします!