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うれしい!!
インテリアコーディネータの仕事に
かまけていて、
数日間、ギリシャ村に
帰っていませんでした。
そんなとき、突然、
ハッピーホームデザイナーの画面のなかに
見覚えのある顔が現れたんです。
あ、ワニのアルベルトだ!
ギリシャ村から、
こっちの世界にも来てくれたのね〜。
うれしくなって、
昨夜、村に帰りました。
遊びに来たすなお村長と、
この夏さいごの花火をたのしみ、
三度笠をかぶって、クラブで踊りました。
そして今日もいそいそと村へ‥‥。
すると、私の家の前にカエルのサムが立っていて、
「なにも聞かず、だまってオレに
ついて来てくれ!」
なんて言うんです。
え、なに! なに?
また誰かが引っ越すの??
(最近、いろんな子が引っ越していって、
若干トラウマになっています)
えっ、待って、
どこか行くならせめて着替えさせて〜〜!
着いたのは、サムの家でした。
導かれるままドアを開けると、
大きな声(文字)で
「ハッピ〜〜 バ〜スデ〜〜!!」と‥‥
‥‥うそ。
まさか、ほんとに???
きょう9月1日はほぼ日手帳の発売日で、
会社が一年で一番あわただしくって、
朝から社内の誰もが、
すっっっごくバタバタしている日。
だから私も、
毎年じぶんの誕生日のことなんて、
頭もすみっこのほうに置いていたんです。
だいたい毎年、
1日が終わって日付が変わって
ベッドに入ったころに、
「あ、誕生日だったなぁ」と、
しみじみ実感するというか。
なのに!
ことしは、だいすきなサムが、
ショコラが、アルベルトが、
わたしのために部屋を飾り付けて、
歌をうたってくれて‥‥
(これがメールだったら
ここに涙マークの絵文字を10個挿入したい!)
いそいで三度笠を脱いで、
いつものギリシャファッションに着替え、
涙を隠すための
巨大なサングラスをかけました。
そして、みんなに見守られながら
ねがいごとを言って、
ローソクを吹き消しました。
ねがいごとは、
「ギリシャ村がいつまでも
しあわせな場所でありますように」です。
みんなありがとう。
あらためて、7月は長い間、
不在にしていてごめんね。
みんながたのしく祝ってくれて、
しあわせな36歳のスタートがきれました。