2017-02-01-WED

スタッフの木内です。
今日から不定期で数回にわたって、
実際に行われている授業の様子を
お伝えしていきます!



第1期の2限目でとりあげたのは、
カレーをつくるときの「ゴールデンルール」について。

「この話をするとまじめになりすぎちゃうんだよな」
と心配顔の水野さんでしたが、
『水野仁輔 カレーの教科書』(2013年、NHK出版)
の内容にふれつつも、
そこに書ききれなかったことや、
本になったあとの2~3年のあいだに
進化していることもふくめ、
“いま”の水野さんの「ゴールデンルール」が学べる
授業となりました。


5、6年前になんでも中華鍋でつくっていた水野さん。
「油がまんなかにたまるので意外とつくりやすい」と説明中。


スパイスを使ってつくるカレーには決まった手順がある、
というお話から授業はスタート。
その手順を調べあげ、誰もが再現できるようにしたのが
「ゴールデンルール」。
これが頭に入っていると、食べるときもつくるときも
たのしめて、カレーという食べ物の構造が自分で理解できるので、
おいしいカレーをつくるときの近道になるのだとか。


「ゴールデンルール」を習得したあとは、
つくりはじめる前に自分が食べたい・つくりたい
カレーの完成形をイメージしておくことがたいせつ、
という教えには、1期生のみなさんが深くうなずいていました。
ルールを基本にしながら、自分の思うおいしいカレーに
たどりつく方程式を考えながらつくることが
カレーづくり上達の秘訣なんですね。

「ゴールデンルール」については、『カレーの教科書』に
くわしく説明がありますので、
よろしければ書店で手にとってみてくださいね。
(わたしも会社に1冊、自宅に1冊、バイブルの
ように置いてあります)。

次回は、
大好評だった「玉ねぎ炒めをとことん極める」
をテーマにした授業をレポートします。